聴いた曲を紹介する日記(2023年7月5日)第116回:ナンダカンダ/藤井隆

ナンダカンダ/藤井隆

浅倉大介プロデュースで2000年に発表された藤井隆のデビュー曲。
先日「THE FIRST TAKE」で新録されているのを見て、久しぶりに原曲を聴きたくなった(THE FIRST TAKE版はオケも浅倉大介による新たなアレンジ)。

浅倉大介プロデュース+芸人タイアップによるCD企画の流行+CDがとにかく売れまくっていた時代という背景があるとはいえ、28万枚の売上+本曲で紅白出場という記録はやっぱりすごい。
正直発売当時の自分はこの曲の良さがいまいちわからなかったけど、元気づけられる前向きな歌詞、小難しくなくストレートに明るいキラキラポップサウンド、サビの真似しやすい振付なんかが幅広く受け入れられた要因なのかなと思う。
今聴くと、この曲の良さを理解できなかった当時の自分、ひねくれてるなー(;´Д`)

オリジナルシングルのトラックリストを見ると、通常「オフボーカルバージョン」「インストゥルメンタル」「カラオケバージョン」などと表記されるカラオケ用音源トラックが、歌詞になぞらえて"ナンダカンダ「あんたなんだ次の番は。」"という表記になっている遊び心も面白い。

「ナンダカンダ」を語る上でどうしても避けて通れないジェイソン・ドノヴァンの「Too Many Broken Hearts」のMVも貼っておく(こちらは1989年の楽曲)。今の御時世だと、すぐにパクリだ盗作だという話になりそうだけど、こういうオマージュや遊び心を、自分は面白がりたいと思っているし、大事にしたいなあと思っている。

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