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森の寺子屋と住職の良規さん。

子供のお友達を探しに一関市藤沢町保呂羽の藤源寺に
アーティストさんの紹介で通い始めました。


森の寺子屋には1年ちょっと通いましたが、ポジティブな影響を受けているのでその内容を紹介したいと思います。


第一印象

お寺の第一印象は、敷地が広くよく整備された大自然の中に荘厳なお寺があるといった印象。
私の実家も同じ宗派の曹洞宗で従兄弟が僧侶だったことがお寺にお邪魔するハードルを下げた一因であったと感じます。

森の寺子屋には1年ちょっと通いましたが、ポジティブな影響を受けているのでその内容を紹介したいと思います。

住職の良規さん

・自然体でおおらか
バックパッカー経験がある方らしく、挨拶にハグしてくれます。
・笑顔が優しい
いつも良規さんの健やかな笑顔に癒されます。
・エクストリーム系な経歴
お坊さんになる方が通う大学でパッと思いつくのが駒沢大学、鶴見大学、愛知学院大学ですが良規さんは4大出身だそうです。
お坊さんになる前には、マグロ漁師、バックパッカーなどもされていたようです。永平寺での修行内容も。。エクストリーム!驚きでした。詳しく知りたい方はポッドキャストをどうぞ。
・4人のパパ
高校生、大学生男女のお子さんがいらっしゃいます。
先輩パパとしてお話も聞いてくれます。
・地域の活動にも参加されている
森の寺子屋以外に地域活動の「フットサル」「里山JAPAN」や「けせんぬま 旅する学校」などにも関わっているようです。

良規さんのお師匠様、藤田一照さんとのさんとのPodcastはこちらから

里山JAPAN【公式】はFacebookに案内があります。

けせんぬま 旅する学校はFacebookに案内があります。

1年通った感想

・私が健やかになった
あからさまに影響を受けたのは親の私です。
ほぼフルタイム勤務で時間がなく暮らしている中で「早くしなさい!」や「だめ!」と言いがちでしたが、ここでは「ダメというのはダメ。」や「(あ!ダメって言ってしまった!)」と思った時にすかさず「どうしたの?だよ〜」と教えてくれる大人の仲間がいます。
私自身が里山育ちだったこともあり、大人の仲間と話す度に自分はこう育ったなあと振り返りがあります。
もっと自由にさせていいんだ。と自分が楽になっています。
雄大な自然に囲まれて、1年を通してくれていく夕日を見ていると、私も子供も地球の1部なんだし元気に生きていれば丸儲けだなあ〜という気分になり毎回笑顔でお別れするときにはすっきりした気持ちでいることが多いです。
・子供も健やかになった
毎週行きたい!とリクエストをくれます。普段だったら私が危ないと感じて止めてしまう遊びにチャレンジできます。木小屋の屋根に登るのはお手のものになり、楽しみな「ここにきたらやりたいこと」の一つになりました。
毎週「行ったら何をするか」を考えて私に教えてくれるようになりました。
・健やかな思い出ができた。
色々な環境で育っている仲間だからこそ、ここにきて会える喜びを感じているように思います。本堂を裸足で走り、火を焚いたり、散歩をしたり、田植えをしたり、芋を掘ったり、全力で取り組んでニコニコしている様子が見られます。時にはケンカも自由です。
私がかつて体験したような放課後空き地にみんなが集まるような環境がここにあり、
お兄さんお姉さんから赤ちゃんまでお友達と遊んだ思い出を急に思い出しては話してくれるようになりました。

子供の年齢が上がるにつれて、子供が過ごすロケーションが変わり、ある程度までは親のサポートが必要なことを考えると相談できる仲間がいるというのは心強いです。

最後に

森の寺子屋では陸羽132号という宮沢賢治の「春と修羅」にも登場するお米を育てて収穫しています。
今年も参加できるといいな。
森の寺子屋には楽しみがいっぱいです。
良規さんもnoteを書いているのでリンクを貼ります。


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