背後霊である。名前はまだ無い。
前回の更新からだいぶ時が経っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今回はクズ子の背後霊目線で語ります。
『クズ子よ、Nには気をつけろ』
そう呼びかけたところであの女には聞こえないだろう。
Nは自分のプライベートはあまり語らない、既婚者か独身かもわからぬ男だ……
クズ子はパーティーの手伝いで心身ともに疲弊してYの出かけている隙に家を飛び出し、実家に身を寄せている。離婚まで秒読み段階である。
ピンサロもそろそろ辞めるような事を友人に話していたし、人生を前進させようともがいているようだ。
クズ子はNと銀座の洒落た居酒屋にいる。
下層民のクズ子に鮎の塩焼きの正しい食べ方をNがドヤ顔で教えている。マジウゼェ。
そんなウゼェNをクズ子はキラキラした目で見つめている。
『クズ子よ、君の運命のヒトはNじゃないw』
大事なことだから2回繰り返したいところだが……
クズ子も認めたくはないがわかっているようだ。現時点でNとは生きる階層が少しずれている事を。
でも少しだけだぞクズ子!Nはさほど金持ちじゃ無いぞと念を送っておこう。
背後霊として分かる範囲でNについて説明すると
・フリーランスで広告関係の仕事をしている(一応法人化しているようじゃ)
・個性的なファッションだがセンスはそこそこ良い
・ワインが好き←背後霊的には鼻につく特徴
・食事のとき、よく言えば上品かつスマートな振舞いだが悪く言えば自意識過剰で気取りすぎ
・ア◯ル開発済み
背後霊として少し先を霊視したら……
ピンサロからキャバクラへ転職後、Nは大した事ないと気づくようなのでもう少し見守るとしよう。
金額によっては魂も売ります💕