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正法眼蔵を読む

正法眼蔵の何がいいのか考えていた。

漢文書き下し文を読むからいいのだ。

考えない。

昔から音読は好きだった。

なぜだろうか。

考えなくていいからだろう。

考えることが嫌いだ。

意味を求めても

結局、言語の問題になってしまうから。

ウィトゲンシュタイン万歳。

それ以上でも以下でもない。

考えることは面白い。

技術的な課題に対して

解決策を提示して、実施する。

その通りになったときに脳内に溢れる脳汁がやめられない。

その通りだと思う。

でも飲んで、することがない時に何をするか。

本を読む。

映画を見る。

漫画を見る。

すべて考えてしまう。

音楽を聴いていても

上の空だ。

でも音読は違う。

自分の声を聴いて

次の文字を読んで

なんて読むかを考える。

忙しすぎて何も考えられない。

忙しいっていいよね。

心が亡くなっている。

そういうことなんだと思う。


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