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【ツインレイ】男性レイに好きな人が?---vol.19 決戦は月曜日

2024年3月25日

春休みに入って、

比較的自由な時間ができた。

昼間は友達親子と一緒に

映画を見に行って、

息子が友達んちへ

泊りに行ったので、

私は夕方からショウんちへ。


今日は決戦!


気付けば、ここ1週間

まともに眠れてないし、

食欲もなかったので、

一昨日久々に体重計に乗ったら、

4kgも痩せてたという事実。

⦅これはひどい。

なんとか終わりにしないと

私死んじゃうかも。⦆

そう思って、

もうショウとの関係を

断ち切る方向で。


そういえば、

今日は月食だ。

てんびん座の月食

”手放しのチャンス。”

そして、

”新しい事の始まり”

価値観が変わる事もあると。


⦅私はとりあえず、決戦準備!

言いたいことを思い切り言って、

スッキリして、

ショウの恋愛話に付き合うの、

もうやめよう⦆

そう心に決めて、


ちょっと早めの時間に

ショウんちにやってきた。


ショウ、

なんか深刻そうな顔つきで

いつものソファーに座って

話し始めた。


「あのね、

インスタ見てたらね、

イイネしてる女の子がいてね、

フルネームで書いてあったから、

検索しちゃったんんだよね。

そしたら、

FBで見つけてね、

出身地もそれらしくて、

多分彼女だと思って、

手紙書いたの」

「送ったの?」


「その前に、

手紙読むよ。

(手紙の朗読中)」

「それ、送ったの?」

「うん、送った。」

ショウの読めない表情。

「でも、すぐ消した。。。」

「それ、人違いなんだけど。」

「そっか。良かった。消して。。

けど、私、

こんな事しちゃうんだよ。

ひどくない?

今こんなどん底にいるの、私。

もうここんとこ、

食べてもないし、

あんまり寝てもないし、

もう、

こんなの終わりにしないと、

私ヤバいから…」


そこから、また

小一時間くらい、

これまでを振り返って、

「あの時はこうだった、

ああだった」と

思い出の解説をしながら、

「くゆはいつも

俺に彼女ができればいいって

言ってたじゃないか。

今そうなったんだよ。」

「うん、そう思ってた。

そうすれば、

誰も傷つくことなく、

私だけが傷つくだけで

事が終わりになると思ってた。

私だけが傷ついても、

今まで失恋を克服してきた経験が

何回もあるから、

そうやって、

また立ち直るかなって

思ってたら、

今回は全然ダメだったの。

実際になってみたら、

食欲なくて、食べてないし、

夜もあんまり眠れてないし、

このままじゃ本当にヤバいの。


ショウへの気持ちは、

いまだにあふれて止まらないし、

最初会った時と

今でも全然変わらない」

(ショウ、ちょっと涙ぐむ)

「けど、

こんな自分も醜くなって、

やっぱり会うの、

やめた方がいいと思う。

そうでしょ?」

。。。

「そっちがそう思うなら。。。」

「じゃ、思わなかったら

まだ続くってこと?

今まで楽しかったよ。」

「うん。俺も楽しかった。」

「じゃあ、別に、

終わりにしなくってもいいっか。

一緒にいたければ

いればいいんじゃない?

恋愛って怖いよね。。。

じゃ、ご飯食べるか…」

という具合に

いつものように

夕飯の準備をし始めた。


一緒にご飯作ってる時、

またまたいろんな話をした。


「恋してるショウも

かわいいと思うよ。

いろんなショウを見てきてさ、

これからも

一緒に寄り添っていたいから、

ショウの人生に、

第一章、恋愛にはまるの巻

みたいな章があっても

いいんじゃない?

って思うよ。」

って、その時思った事。


どうやら、

ショウは

後に引けなくなってるらしい。

二ヶ月も気持ちが

盛り上がってしまったので、

なんとか成就したい気持ちが

あるんだけど、

彼女の近くに住んで何やるのか、

はてまた

彼女は

気兼ねなく付き合える人なのか、

不安しかないと言っている。

向こうも

扶養家族になりたい感があって、

それは無理だと思ってる。


が、

可能性をあれこれ

考えるのも新しい事だから、

色々考え中みたい。

けど、

かなり

自分に言い聞かせ度が高く、

めっちゃ力入ってる感満載。


本当に馬鹿だからね。。。


けど、

そういうとこもひっくるめて、

可愛いと思っちゃうの。。。


⦅なんか、うちら、

やっぱり、離れられない。


こんなにドロドロ

なのにも関わらず、

二人の時間は特別で、

本当に

他の何物にも変えられない

って確信したのに。

本当に馬鹿だわ。

ショウ、

これに気付いてないのかな。

全く単細胞だからね、

この盛り上がった時期に、

「先に行く」って

自分で決めちゃったらしいから。

無理だと分かるまで

突き進みたいみたいだよ。。。

その気持ちも分かるからな。。。


けど、

私とは縁を切りたくないらしい。

一緒にいて気を使わないし。

これまでの時間の長さは

何にも代えられない。


アダルトチルドレンの

”物を捨てられないの性”を

この際

使わせてもらいましょうか。


美味しいご飯を食べた後は、

いつものように添い寝して、

朝仕事に行きました。


ベッドの

むにゃむにゃタイムの時に、

「照り焼きチキンバーガーが

食べたいな、

作ろっかな」

って、

「鍵置いといてくれたら、

一人分作って置いとくよ」

って言ったら、

食べ物に釣られててかわいい。


それで、

出かける時に、

合鍵をくれた。


そして、

出かけ際に、

「変なメール出さないでね、

相手がビックリするよ」

と釘を刺されたんだけど、

ってことは、

メール送った彼女は

案外本物だったりもするのか。


本当に、

馬鹿正直だけが

取り柄ですからね。


しかし、

昨夜のマグワイは最悪だった。

お互い

頭の中が

グルグルな状態での行為は

全然集中できないし、

愛の営みでもないから

最悪の一言にすぎない。

この状態だったら

関係やめられる。


だから、翌日、メールを書いた。


[昨日はどうもありがとう。

お陰様で、

私の愛に終止符を打てました。

もう鬼ババになるミー、

嫌だもん。

けど、

そんなに強い愛を生涯で

体験することができて、

とっても感謝してます。

ショウも

色々頭で考えちゃう人だけど、

大事なのは

彼女といたいかどうかだね。

”これが最後のチャンス”とか

力を入れずに、

心地よい関係を

築いていけたらいいね。

もし、彼女に会うの、

勇気が出なかったら、

近くまでついていくよ。

できれば、

ずっと寄り添っていたいです。

違う関係には

なるかもしれないけど。

お手製の

照り焼きチキンバーガー食べれた?”]

って。

もちろん、既読スルー。

これからしばらく留守にするし、

一旦間を開けるの、

ちょうどいいかな

と。


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