電子コミックの成長

最近、SNSとかネットサイトとか見ているとよく電子コミックの広告が表示されるんですよね。まあ、私がよく見ているから、というのもありますが、この間、ダウンロードした電子コミック系アプリを数えて見たら結構な数になっていて(笑)

さて、その電子コミックですが、コロナの環境下で「巣篭もり需要」としてニーズが増えているようです。

上記のような記事もありました。また、4月には電子書籍事業などを手がけるイーブックイニシアティブジャパンが好決算だったことを受けて、株価が上がっているというような記事もありました。


2019年においてすでに電子の伸びは顕著に現れていた

上記の記事のように、コロナ以前から、世の中的には紙から電子への流れではあったのですが、コロナの影響がそれをより後押しした感じがします。

緊急事態宣言中では店舗もしまっている書店も多かったですし、紙という物理的なもののやりとりを避ける風潮もできたりなどで、電子書籍の利用が増えたと思います。

電子コミックアプリの売上についていうと、アプリ売上ランキングのトップ10に「LINEマンガ」「ピッコマ」という2つのアプリがランクインしています。

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こちらは各アプリの推定売上金額データですが、LINEマンガはもともとボリューム感大きかったので、それほどここ最近で大きく伸びているという感じではないですが、ピッコマは成長が感じられます。

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また、LINEの決算資料にもLINEマンガについて触れられている箇所があります。

LINE 2020年12月期 決算説明補足資料

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前年同期比で12.5%の成長していて、四半期推移でも地道に伸ばして来ています。

また、コンテンツ資産分析で取り上げたことのあるビーグリーについても、この2020年12月期の1Q決算では、売上を伸ばしています。

電子コミック分野は今後も成長していくと考えていますが、色々な切り口から分析などもしていきたいと思っています。


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