請求書と押印①

現状のビジネスにおいて、何かモノを売った時、あるいは、なんらかのサービスを提供した時には、対価を受け取ることになります。そして、その対価を受け取るために相手に対して、請求書を渡すと思います。

従来は当たり前に行われていたものであり、現在でも企業間の取引では普通に行われていることだと思います。

ただ、近年、個人事業主的な働き方をする人たちも増えてきて、個人と企業との取引も増加しています。そんな中で、個人が作った請求書をPDFにしたものをメールで送る、といったことも割と多くなってきているかと思います。(もちろん、企業間取引でも発生する場合もあります)

その中で、こういったケースがよくある、と耳にします。

請求書PDFをメールで送ったら、印刷した請求書に押印して郵送してくれ、と言われた。
送ってもらったPDFには押印がないから、押印したものをPDF化して再度送信してくれ、と言われた。

ここで、問題になるのは、果たして請求書には押印が必要なのか?という点と、紙に印刷したものが必要なのか?という点があると思います。

「紙に印刷してものが必要か?」はまたペーパーレスの話題でまとめたいと思うので、一旦、「押印は必要なのか?」についてみてみたいと思います。

『請求書 押印』というキーワードで検索すると、結構みなさん興味あるのか、やはり請求書に押印は必要か?というようなテーマが割と出てきます。

請求書の印鑑は必要なのか

請求書に印鑑は必要?今さら聞けないビジネスマナーを解説

ざっと読んでもらえればわかるように、印鑑を押印しなくても、請求書そのものの効力には関係ない、ということのようです。

では、なぜ、企業側は押印を要求するのでしょうか?(まあ、それも記事中に書いてはあるのですが)

次回、そのあたりを少し掘り下げて考えようと思います。

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