エピローグ
長かった文章もこれで終わりです。旅行の必携の書というよりは、私の思い出話に終始してしまった感があり、最後まで読んでいただけたことに感謝を述べたいです。私が海外に住んだのは2005年から2010年春までの5年間で、その後、新型コロナウイルスの流行になる前には少なくとも年に1度は海外に出かけていました。しかし、その後、3年間に渡って海外に行けておりません。時間はかなりすぎており、世の中が大きく変わっていることで私の経験談がどこまで役に立つかもちょっと不安なところがあります。コロナウイルスの流行前に中国を訪問した時には、中国社会がほとんどスマートフォンでお金の決済を行っていたため、旅行者の私は駅ではどこで現金で切符を買うのか、路線バスに乗ったときの支払いはどうするかなど新たな問題が出てくることに直面しました。一方で、世界が大きく変わっていることを肌で感じ、どう変わっていくのを私は見たい、感じたいと思いました。そろそろ新型コロナの流行が沈静化して、世界がまた開きだしています。コロナ後の新たな世界がどのようになってくるのかを見て、その中で皆さんも生き生きと活躍してください。
2023 年 2 月 松本 太
松本 太
工学部・電気自動車専用リチウムイオン電池、燃料電池