自分の居場所

先日、福島県の吾妻山・浄土平に行ってきました。

まるで異国の地にいるかのような荒々しい風景を見ることができました。

私は、登山を長く続けています。

今年はコロナ禍や就活で、山に行くことができませんでした。

今回、本当に久しぶりに山に行くことであることに気づきました。

自然豊かな山の風景。

山のキリっとした空気。

頬に当たる冷たい風。ゴーっと風の音。

鳥の声。沢の音。

火山特有の硫黄のにおい。

山で食べるご飯。

五感で山を感じることで、就活で見失った自分らしさを取り戻せた気がします。

自分の居場所はここなんじゃないかともちょっぴり思ったり。

ちょっと学生時代齧った生物学でたとえるなら、

山にいくことで今まで眠っていた遺伝子が働き、

心を落ち着かせ、自分を肯定させてくれるタンパク質なり何かが、からだのなかでつくられる感じです。

この地球上のどこかに自分の居場所、自分が自分でいられるような場所が

あるのかもしれません。私の場合、それは山なのかなと。