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「できる」から楽しい

4月から息子が保育園年中になり、保育園の時間内にやってくれる外部教室が始まりました。
慎重な息子ですが、体験にはいろいろと行ってみると言うので、とりあえず参加。親も見学ができたので、行ける限り見に行きました。

英語教室は「楽しかったから、これからもやりたい」と普通の感想でしたが、
体操教室は「簡単だったからやりたい」(前回りまでの体験で、だいたい皆ができた)
サッカー教室は「難しかったからやらない」(ドリブル練習ばかりで、皆が難しそうだった)

親としては「教室なんだから、そういう決め方じゃない…」と思ってしまいましたが、子供のやりたいことなんてそういうモノなのでしょう。
(1歳の頃からボールを蹴るのが好きでサッカーはやるだろうと思っていたので、特に意外でしたが…)

大人だって「できる」が楽しい、面白い。
できないことに挑戦する」のは大変です。

私は野球少年だったので、息子が(まだオモチャですが)野球をするとつい教えたくなります。
頑張って教えるのは抑えているつもりでしたが、サッカー教室への息子の反応を見て、反省しました。
息子が上手くなってくると、ついつい「もっと上手くしよう」と思って、少し打ち辛い所・捕り辛い所にボールを投げてしまいますが、それじゃ面白くない。
息子は楽しく遊ぶために野球をしているので、打ちやすい所・捕りやすい所にボールを投げ続けないといけない。息子自身が「もっと上手くなりたい」と思ったら、初めて変えれば良い。
楽しんでたくさん遊んだ方が、結果的にも上手くなっているでしょう。

そんなことを考えていると、小学1年の時に絵を描くのが嫌いになったことを思い出しました。絵日記の宿題に対して、先生から「絵に動きがない」とコメントされて以降、人物や動物を描くことは止めました。
動かないモノだけで絵日記を描いていたので、どんな絵にするか決めるのが大変でした。
しかし、中学になってデッサンの授業があり、「見たまま描く」は平均よりできることを知り、絵嫌いを克服しました。

少し脱線しましたが、4歳の子供が週5日、1日8時間も保育園に行ってるわけですし、少しでも楽しんでほしいです。

得意な事があった事 今じゃもう忘れてるのは それを自分より 得意な誰かが居たから

大切な夢があった事 今じゃもう忘れたいのは それを本当に叶えても 金にならないから

BUMP OF CHICKEN 才悩人応援歌

私はこの歌が大好きですが、この歌の良さがわからず生きた方が幸せでしょう。
理想論ですが、「楽しい」と思うことがそのまま夢になり、仕事になってくれたら言うことありませんし、理想は忘れずに子育てしていこうと思います。


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