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会議費

会議費は交際費と並んでよく使われる費用科目です。社内のミーテイングでの茶菓子代、仕事に関するミーティングでの喫茶代、飲食代、社内の打合せをする際に外部の会議室などを借りる費用などです。

個人事業主の場合は気をつけたほうが良いです。例えばコンビニでコーヒーを購入して仕事を始めた。このコーヒー代は会議費になりません。プライベートとの区別がつかないからです。
一方スターバックスでコーヒーを購入して、スタバ内でPCを使って仕事をした場合これは会議費として認められる可能性大です。コロナ前ですと認められなかった方が多かったのではないでしょうか。
コロナになり、仕事場に自由度が出て、Wi-Fi環境のある場所で仕事をするような場面が増えました。そのときに使うコーヒー代は場所代のようなものなのでしょうか。経費として認めざるを得ないですよね。

会議費が交際費になる基準というものは特にないのですが、ひとつの考え方として、夜お酒が入った状態でお客さんと飲食するとなった場合、それがたとえ仕事の話であっても交際費になると思います。
あとは金額でしょうか。現在の税法上の規定ですと接待で一人1万円以下の飲食の場合「飲食費」として経費計上できます。この基準があるため会議費も一人当たり1万円以下かなとも思いますが、実際は「常識的な範囲」ということで判定されると思います。あくまで個人的見解です。実際にはその飲食が誰とどのような形式で行われたかなど実質的なところで判断されるものだと思います。

会議費は便利な科目ですが、個人事業者は会議費の金額が多くなると税務署に目をつけられかねません。その費用が個人事業の事業に直接的に関連するものかどうかをきっちりと証明できる状態であれば会議費としてみとめられるでしょう。そうでなければ、そもそも経費として認められないため、所得税の所得の計算上の費用から省かれます。悪質なものだと脱税とみなされ、重加算税や延滞税の追徴課税が課されますので注意が必要です。
少しは参考になりましたか。
それではまたです。

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