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五木村の杉を板倉の家に!

こんにちは。木のいえ設計室くわくわの巻 京子です。

板倉の家、って聞いたことがありますか?
日本で昔から使われてきた、工法です。
杉の板を建物の柱の間にはめて壁を作る工法です。

柱も梁も、見えなくなってしまった現代の住宅。
ビニールクロスで囲まれた室内。

日本の風土に合うの?

大工を始めたころから、リフォーム業をやっていたころまで、ずっと
疑問に思ってきました。

畳からベニヤのフローリングに、漆喰壁がビニールクロスに。
ちょうどそのころから、シックハウス問題が増えたように記憶しています。

2004年、シックハウス法が施行されたのにも関わらず、患者は増える一方です。

私は、化学物質過敏症があるので、ハウスメーカーの住宅展示場の中に入ることができません。
もし、入ることができても、出てきた時には、呼吸が苦しくなったり、動悸がしたり、目や頭がいたくなったりします。

これらの住宅を買った人たちの健康は大丈夫なの?
子どもたちは?

木のいえ設計室くわくわは、ずっと、自然素材の家づくりをご提供してきました。

竣工後、届く年賀状などには、
「娘さんの喘息やアトピーが軽くなりました。」
「家族が仲良くなりました。」
「病院の薬が必要なくなりました。」

などなど、嬉しいご報告をいただいてきました。

素材は、無垢材、漆喰、紙、ガラス、タイルなどなど。
体調不良を起こしにくい材料たちです。

素材自体が呼吸をしているもの。

それが、人間の体には良い影響を及ぼすのかもしれません。

板倉の家は、壁が杉板なので、とにかく呼吸が楽です。
(針葉樹に過敏な方は難しいかもしれません。)

熊本の五木村の山で育った杉を、板にして、壁や床材として使用します。
正しい伐採をして、山を守ること。
とても大事です。

五木村の杉は、山で伐採後、しばらく放置して、ゆっくりと葉枯らしをします。
その後、低温で乾燥するため、細胞がぐずぐずになることもありません。

熊本地震の際、震度7の地域に建っていた、板倉、渡あご工法の2階建て住宅は、外壁が左官壁であったにも関わらず、ヒビもありませんでした。

渡あごについては、また次回。

体に気持ち良い。
そして、強度もある。
材料は、地元の五木村から。

お勧めしちゃいます!

板倉の家のご相談は、こちらから。

木のいえ設計室くわくわ Contact

写真は、5月に訪ねた五木村の材木置き場(土場)風景。



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