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【彦根の未来を創るアイデアコンテスト】ビバシティでの展示が、始まりました。【彦根シティプロモーション】

フライヤー

みなさんこんにちは
「まちづくり診療所」です。

本プロジェクトは、こちらのアイデアコンテストに申し込んだ結果、
数ある応募のなかから、最終選考まで残していただき・・・
さらに「いのちの基地創造力賞」を受賞させていただきました!

本当にありがとうございます。

副賞?として、4月2日〜4月18日まで、彦根市にあるショッピングモール・ビバシティさまに、アイデアの内容を展示してもらいます。お手すきの方がいれば、是非ご覧になってください!

また、逆にビバシティの展示物に掲載しているQRコードよりこちらのNOTEに飛んできてくださった、という方もいると思います。

そこで今回は「彦根シティプロモーション」の最終選考で発表した内容の一部を、公開させて頂きます。

※ このような診療所を"医療機関"として実際に運営していくためには、法律や行政とのやりとり、その他諸々・・・多くの問題、超えなければいけないハードルがございます。あくまで現状は"アイデア"としてお聞きください。

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皆さん、はじめまして。
私は"おいしい、楽しい、居心地がいい"・・そんなポジティブな感情で人々が集まり、つながり、ただ居てていいんだと思える、場づくりからはじめる診療所を作っていきたいと思っています。

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なぜ私が、従来通りの診療所ではなく”場づくりから始める”診療所をやっていきたい!と思うようになったのか。
それは、私が医師として守りたいものが、生命だけではなく、生命を支えている土台の生活や人生、そういった”全ての生を包括した命を豊かにしたい”、と思うことが医療現場を通じて感じることが度々あったからです。

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現状では、生命や病気、そして死について扱うのは、まるで病院の中だけで、これらは”特別なこと”と感じる構造が社会の中にはあります。
それは、生命が医療の中におしこまれ、専門職に任せておくもののように感じ、日常生活の中で考える機会が奪われているからではないかと思います。

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この現状を打破するためには、医療を、そして命について考える機会を、より日常の中に溶かしていく必要があるのではないかと考えています

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そのために、「病院に受診する」という入り口自体をデザインしなおし、かつ終の棲家としての機能が日常のなかにある、そんな診療所を作っていきたいと思うようになりました。

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それを、一言で言うと、「おいしい、楽しい、居心地がいい」といったポジティブな感情から人が集まる場をつくり、そこがたまたま診療所だった、というものです。

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具体的に行っていきたいのは、*診療所を軸としたコミュニティスペースのデザイン*です。
そこは診療所ですが、待合室はカフェになっていて、ケーキを食べに来るだけの場として活用されるかもしれません。
駄菓子屋があって、子どもたちがお菓子を食べながら遊んでいたり、ママ友がランチをしていたり。産後うつになりかけたお母さんがいないか、そっと見守る保健師さんがカフェの店員をやっていたり。
学校終わりの中学生が、漫画を読んで時間を潰していたり、高齢者住宅に住むおばあちゃんが、そんな人々を見ながらお昼寝をしていたり・・・。

週末は中庭でマルシェが開かれたり、「星空の下で映画を見てみよう!」といった企画が生まれるかもしれません。

そうした豊かな生活の延長線上に、そっと医療を落とし込んでいきたいと思っています。
それがつまり「病気になったから行く」「つらいから行く」といった、ネガティブな感情でしか病院へ行くという医療アクセスにつながらなかった行動を、ポジティブな感情から人が集まる場所にしていき「そこがたまたま診療所だった」という状況を生んでいくことでしょう。

そして、病気になる前から地域に住む人々の”Well-being”を実現していける文化拠点となっていくと考えています。

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その診療所は、地域の人々があつまる、場としての機能があり

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団らんしながら余生を過ごしたり、子供たちの成長を見守ったりする場が共にある状況であり

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多世代が、別け隔てられるのではなく、一緒になって過ごす、そんな場所です。

・・・・・・・
今回は、ここまで。

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