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インドアンタエウス90mm目指します

こんにちは!StagBeetleです。

今回はインドアンタエウスで90mmオーバーを狙うぞ!という話です。

これまであまり真剣にブリードしたことのなかったインドアンテですが、先日大型のオスを目にしまして、「メッチャカッコいいじゃん!」と一瞬で心を奪われてしまい、気づいたら購入しておりました💦

で、こちらがその個体です。

画像では伝えきれないかもですが、この光沢感に極太な体躯と、他のクワガタには無い魅力がギッシリ詰まった良い虫なんですよ。

この個体で88mmなので、次世代で90mm超を目指すべく、早速ブリード開始です。

ペアリング

というわけで、まずはペアリングから。
ハンドペアリングでも良いですが、オオクワ系は交尾時間が数十秒と短いことが多いので、今回は同居ペアリングをします。

同居ペアリングの場合、一般的にはコバエシャッターの小サイズくらいで行うのが良いとされていますが、顎を縛るなら別にミニとかクリアスライダーでも問題無いです。
というか、こっちの方がすぐに出会うので数時間以内には交尾が見られたりします。

特に、アンテは交尾欲が比較的旺盛なので、2日も同居すれば交尾は済んでいることでしょう。
このペアも同居開始から半日でメイトガード(オスがメスを守るように覆い被さっている様子)が見られましたので交尾済みかと思いますが、念のため一晩同居してもらいます。

なお、インドアンテの場合、ペアリングの適温は個人的には20〜24℃くらいかなと思っています。
それ以上だと低温種のアンテには暑すぎますし、逆に20℃以下だと活動量が落ちて、交尾欲が減退してしまう印象です。

産卵

アンテの産卵セットは微粒子発酵マットの固詰めでOK👌

お好みで産卵木を埋めても良いですが、正直なところ産卵木が有っても無くても産卵数に明確な差は無いように思います。
なので今回は低コストで割出しが簡単なマットオンリーの産卵セットで行こうと思います。

今回使用したマットは『産卵1番(フォーテック)』を5リットル。
ケースはクリアスライダーのラージです。

マットはケースの半分まで固く詰めて、上部はふんわりとした状態です。
あとは転倒防止用の止まり木とゼリーを入れて完成です!

アンテの産卵セット

産卵期間中は20〜24℃で管理します。

約1ヶ月ほどでメスを取り出し、幼虫の割り出しはさらに2ヶ月程して、2令幼虫になってから行う予定です。

そうすると割り出したときに幼虫を見落とすことが無いですし、幼虫も消化器官が成熟して菌糸を食べられるようになっているので、⭐️になるリスクを抑えることができます。
アンテやヒラタ、ノコギリなどの根ぐい系の種類はこの方法がオススメです。

幼虫飼育(予定)

インドアンテの幼虫は15℃くらいで管理すると幼虫期間が長く取れて大きくなるようですが、私の環境ではそれは無理なので、18〜20℃で羽化まで持っていきたいと思います。

その分、幼虫期間は短くなりますが、そこはエサを工夫することで大きくなってもらおうかと思います。
果たして、結果はどうなることでしょう?

経過は随時アップして生きます。

それではまた!

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