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フタマタクワガタに産卵させよう

こんにちは!Stag Beetleです。
今日はフタマタクワガタの産卵セットについて、自分なりの方法をご紹介したいと思います。



フタマタクワガタは柔らかい産卵木に産卵する

クワガタには、卵を産卵木に産むタイプと、マット(土)に産むタイプ、どちらもいけるタイプの3種類があります。

フタマタクワガタの仲間は産卵木に産むタイプなので、産卵させる場合にはクヌギやコナラなどの産卵木を用意します。
木の硬さは柔らかめの方がよく産む印象です。

専門店やネットショップなら、硬さを表示しているところがあるので選びやすいですが、それ以外の場所で買う場合は硬さが不明な場合があります。
そうした場合にはよく朽ちて軽いものを選ぶと良いでしょう。


フタマタクワガタはカビが嫌い

産卵木を用いた産卵セットでよく起こるのが青かびの発生。
他のクワガタは青かびなど苦にすることも無く産卵するのですが、どういう訳かフタマタクワガタの仲間は青かびが発生すると産まない傾向があります。

なので、青かびを発生させないように、下記の様な対策を施すが定石なのです。

≪青かび予防策≫
・加水した産卵木を数週間、発酵マットに付け込む
・加水した産卵木にクワガタの幼虫の糞を塗りたくる

正直、自分は面倒だと思ったので別の方法を考えました。
要は青かびが生えなきゃ良いんです。

加水時間を短くすれば良いじゃないですか!!

実際、それで幼虫が採れているので、方法論としては正解なのです。
それでは具体的に解説していきますね!


産卵セットは簡略に

フォルスターキヨタミの産卵セット

上の画像を見てください。乱雑なセットでしょ?

マットを敷いて皮をはいだ産卵木を転がすだけ、それでも産卵するんです。

筆者の場合はマットは無加水産卵木の加水時間は30秒です。
定石のようにマットに付け込まないから、短時間で産卵セットが完成します。

この方法なら多湿にならないので、筆者の飼育環境では青かびが生えたことがありません。

乾燥を懸念されるかも知れませんが、放っておけばマットが空気中の水分を吸うので自然に湿度が上がります。

あえて加水しないことで、高地のようなカラッとした環境が再現でき、それがクワガタにとっては良かったのかもしれませんね。


産卵木をたまに回転させる

最後にもう一つポイントを紹介します。

筆者が観察したところ、フタマタクワガタはマットと産卵木が接する所に産む傾向があるので、数日おきに産卵木をちょっとずつ回転させてあげると産卵数を増やせます。

エサ交換以外ほったらかしにする方もいますが、観察していると意外な発見があって面白いですよ!

以上、フタマタクワガタの産卵飼育情報でした。
それではまた!


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