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同人商品は何が売れるか

くわい屋です。
投稿前に結野ともえさんに軽く校閲してもらってます。

1.抱き枕カバー

製造原価:高い、販売価格:高い、需要:少ない

日本国内で製造する場合、製造価格が5000円を下回ることはありません(あったら私に教えて下さい)。
最低ロットも10だったり、なかなかのハイリスク商品。
生地にもよるが、安いピーチスキンより高価な2wayトリコットが主流。日本では独特の高品質な生地とかあり、当然それなりに高い。

2019年まで(要するにコロナ前)は飛ぶように売れた景気のいい商品。
いまは日本人の手取りがダダ下がりしているので販売数も右肩下がり。

海外では片面が全年齢、片面が成人向けのものが一般的。
これは日本で最も売れないパターン。

2.タペストリー

製造原価:まぁまぁ高い、販売価格:高め、需要:少ない

1本1000円程度で製造できて、3000円くらいで売れる優秀な商品。
当たれば何十本と売れる。
当たる確率は抱き枕カバーよりもちろん高い。
しかし、生産数が少ないと送料で利益が消える。

最近は物価高でシングルパイプにシフトしたいのが当サークル。
ついったらんどでは悪名高いステルス値上げですが、本当に質をそのままで価格を上げた場合は顧客がアッサリ離れる罠。

あとは「棒紐なし」で布だけ販売するパターン。
イベントではもちろんこっちの方が売る方も買う方も助かる。
とにかく軽くて本と同じくらいの大きさになる。
欠点は畳み皺。

3.プレイマット

製造原価:まぁまぁ高い、販売価格:高め、需要:少ない

価格的にはタペストリーとほぼ同じ条件なのがプレイマット。
しかし、タペストリーとは違って非常に重く、小さくならず、製造工場も少ないのが欠点。最低ロットも10とか。
イベント販売には向かない商品。
とはいえ、少し売れるのでイラストを使いまわして品数を増やして売り上げを底上げするには良い商品。

4.3Dマウスパッド

製造原価:高い、販売価格:高い、需要:?

日本国内での製造ロットは最低50のところが多く、同人商品としては相当なハイリスク商品。
製造費用が高い(30個や50個を一度に製造して単価2500円とか)ので販売価格もおのずと高くなる。
当サークルも興味はあるけど挑戦する勇気がない。やったことがないので需要もよくわからず。
壁サークルなら恐らくいける。

海外でも製造できるが製造ロットがやはり多い。
しかも重いので送料が嵩む。

今回、海外で小ロット製造してくれる工場を見つけたので挑戦します。

5.アクリル製品

製造原価:高い、販売価格:安い、需要:ある

ここでいう「製造原価が高い」というのは、「販売価格と近くて利益が出ない」という意味。
公式から非常に多くのアクリル製品が発売されているので、あまりやらないようにしてる。
「需要がある」というのは、なんだかんだで売ってるサークルが多いし売れているところもよく見るから需要はあるんじゃね、という程度。

6.Tシャツ

海外で1枚から製造してくれる所を見つけたので挑戦する!!
でも配送料を考えるとなんだかんだで1回10枚は製造した方がよさそう。
どんな感じだったかそのうち記事にします。

同人商品としては、日本ではあまり見ない印象。
海外では売れると聞いたことがある。

7.クリアファイル

製造価格:安い、販売価格:安い、需要:セット販売ならある

昔は製造価格が高かったけど、最近はだいぶ下がって作りやすくなった。
同人の場合は新刊セットとして本と一緒に売られる場合が殆ど。
公式でもないのに単品販売は厳しいと思う。

繊細なので傷つきやすく、在庫になると大変。

8.アクリル色紙

これは当サークルの新商品。
色紙にアクリル板を貼り、背景に特殊加工を施した特注品。
裏もキチンと化粧仕上げ。
中国で流行ってるらしい。

少しずつ売れていると感じていますが、問題はこれに適合するイラストがなかなか無いこと。現在は抱き枕カバーのイラストを流用してます。

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