無洗米を買ってみた話

お久しぶりです。桑井ゆたです。思いついたら書くというスタイルをとっていると、特にそこそこの長文を求められるnoteなんかは1ヶ月2ヶ月と更新しなくなったりします。

というよりも、実際のところ思いついて書いてるけどまだ投稿してないだけってなこともあるのですが、なかなかそう思い通りには進まないもんです。……そんなことはどうでもいい。

最近ゴールデンウィークがありましたね。と言ってももう半月ほど前ですが。実はゴールデンウィークというのは、一瞬生活が難しくなる瞬間だったりします。たとえば入眠時間が遅くなって生活リズムが狂ったり、行こうと思ってたところがアホほど混んでたり、それどころか休んでたり。あ、あと、特別料金って名目で高くなるのもありますね。カラオケとか。最近行ってないな。

僕の生活でもそんなことがありました。

普段生活用品や食品を買うときは近所のスーパーやドラッグストア、あとは商店街の商店みたいなところに行きます。具体的なことを言うと、野菜を買うときは八百屋に行って、米を買うときは米屋に行きます。何がいいって、八百屋も米屋も普通にスーパーで買うより安いんですよね。

もちろん不便な部分もあります。八百屋の葉物の野菜はスーパーで買うよりも土がついてるとか、そんな感じの。でも安い。だから買う。残念ながら肉屋は高いですが。

でも、八百屋も米屋も個人商店で、特に近所の八百屋は偶然領収書が見えて知ったんですけど有限会社なので、小規模で、休むときはしっかり休みます。いいことです。不便やなって思うこともあるけど。そしてゴールデンウィークは八百屋、米屋ともに休みでした。

そんなときに米が尽きました。ゴールデンウィーク前に買えば済む話やけど、運が悪くてそんな時間はなかった。それで尽きた。困った。残念ながらそのときにはすでに米屋は閉まってました。じゃあ仕方ないのでスーパーで米を買うしかないのですが、困ったことにちょうどいいのがありません。どういうことかというと、普段は3kgのジップロックついてる袋に入った米を買うんですよね。そうすると保存きくし、冷蔵庫内で米がバラバラ事件になっている可能性もありませんし。でもジップロックがありませんでした。2kgか5kgしかありませんでした。生活とちがう。

そういうときはチャレンジするのが定石なので、人生で初めて無洗米を買いました。実家にいるときは親戚で米農家をしている人がいたりしましたし、一人暮らししてからは研ぐ必要のある米を買ってましたから。人生初。やっぱり無洗米ってちょっと高いけどその分洗わなくていいっていう手間が省けるのが便利って言いますよね。だから気になってはいました。いい機会です。

で、食べるわけです。結果、あんまり好きじゃなかった。固かった。

でも、考えてみたら当たり前のことなんですよね。生活リズムの都合上、基本的に仕事から帰ったらまず米を炊くので、浸水している時間がありません。つまり、無洗米の場合、量を量って水を入れたらそのまま炊飯器です。ほぼノータイム。米を洗う必要があるときは、洗っている間に少なくない量の水を吸っているのでしょうけど、それがありません。

というわけで、人生初の無洗米は、もう買わないでおこうという結論に至りました。

そのあとゴールデンウィークから復帰した米屋のおばちゃんにその話をしたら、「確かに無洗米って美味しいところ削ってるからやっぱり洗うほうがいいよねえ」とかいう微妙にズレた反応が返ってきたのはまた別の話。

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