一月十九日の日記 カポーン
仕事から帰ってコタツにはいってからの意識がない。
少し家でできる作業を持ち帰ったというのになーーーんもやってない。
ただ道具を家と職場で行き来させただけ。
カスのダンベルですわ。
なんて日記を今風呂でぽちぽちと打っているあたり本当にやらないで寝そう。
いやーー、まいったまいった。
お風呂が好きだ。
もちろんスーパー銭湯みたいなのも嫌いではないが、こうやって雑に家の風呂にスマホ持ち込んで温まりながらうだうだするのが特に好きである。
家風呂の強みは自由であることだ。
こうやってスマホをいじろうが防水スピーカーで音楽を流そうが勝手である。
潜ったって構わない。
もちろん思いっきり足を伸ばせる銭湯や温泉もいい。
家ではできないことを存分にやれる。サウナとかもそうだ。
ただその混雑具合に辟易してしまうのだ。
最近はサウナブームとかもあり中々の人で賑わっていることもある。以前近所の銭湯に行った時はサウナの前に列ができていた。
サウナ→水風呂→外気浴→列待機と行程が増えているではないか。
生来の行列アンチの自分としてはこう混んでしまうと二の足を踏んでしまうのである。
漫画とかでお風呂のシーンでよく見る「カポーン」って音、あれは桶とかを置いたときの反響音な訳だが、あれは銭湯ならではだよなぁ。
あの広がりがある空間を表す音な気がする。家風呂に「カポーン」はふさわしくない。
と思って調べてみたら「カポーン」って高橋留美子作品のイメージを持つ人が多いらしい。
らんまとかめぞん一刻でそういうシーンが多かったとかなのだろうか。
間違えた。これはヒッポロ系ニャポーンだった。
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