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個人的に気になったXR関連ニュース(2021年4月第1週)

※4/4~4/10。下に行くほど古い記事になります。

Veibae、海外VTuberエージェンシーVShojoに加入

 Twitchを拠点に活動している英国出身VTuberのVeibaeが、海外のVTuberエージェンシー「VShojo」に加入しました。VShojoにはNyanners、Projekt Melody、Ironmouseなどが属しています。


 Veibaeは活動当初から片言の日本語を話していたこともあり、日本でも早くから注目を集めていたので、知っている人もそれなりにいるかと思います。最近リリースされたLive2Dモデルも日本人デザイナー(けっふぃー氏)が手がけていたりと、今後さらに日本での認知が高まるかもしれません。
 
 余談ながら、VShojoに関しては下記記事も併せて読んでおくといいかも(有料)。

アニメ制作ツール「AniCast Maker」、4月16日発売

 企業向けにOculus Rift / Rift S版がすでにありますが、今回はOculus Quest / Quest 2で動くコンシューマ版。しかもお値段2990円(税込)。スタンドアロン機でどこまでできるかはわかりませんが、これは買うしか。
 紹介動画は↓から。


Pico Neo 3、2021年5月10日発売(in 中国)

 現行のPico Neo 2はカタログスペックだけならOculus Questと同等ですが、Neo 3はOculus Quest 2と同等になるのかどうか。Pico Neoシリーズは産業用途がメインなので比較はあまり意味がないかもですが、スペックだけは早く知りたいところです。

HP Reverb G2 OmniceptEdition、2021年5月発売予定

 HP Reverb G2(599ドル)にアイトラッキング、マウストラッキング、心拍センサーなどを追加して1250ドルなら安いと言えるのでは。フォービエイテッド・レンダリング(Foveated Rendering)にも対応しているようですし。あとは日本でも買えるのか、個人ユーザーでも買えるのかが問題でしょうか。

タレントをアバター化するサービス「Virtual Gemini」リリース

 「タレント」「アーティスト」がどこまでを指すのかが曖昧ですが、おそらく「著名人」ということなのかなと(それも曖昧ですが)。
 ただ、同種のサービスとしてはすでにGeniesというサービスがあり、こちらも活動実績がやや不明ではあるものの、競合がいるなかでどう差別化していくのかが気になります。

バーチャルライブアプリ「INSPIX WORLD」リリース

 バーチャルライブアプリ「INSPIX LIVE」が拡大リニューアルしたINSPIX WORLD。アーリーアクセス版ということもあってか設計が怪しいところもありますが(ログイン関連なので正直不安ではある)、競合となるであろうclusterやVARKとどう差別化していくのか注目です。多人数接続に関してはmonoAI technologyの技術が入っているので多分安心。

ロケーションベースVR協会、「エンターテインメントXR協会」に名称変更

 2021年4月1日付。

KAI-YOUのVTuberインタビューまとめ記事が公開

 一部有料記事もありますが、古いものは2017年と歴史を感じます。ブックマークしておくとよさげ。

Ubisoftの自社製ゲームエンジンがVRに対応

 Ubisoftの自社ゲームエンジン「Snowdrop」にVRコンポーネントが追加されたとのこと。コンポーネント制作に関わったBlue ByteはLBE(Locaction Based Entertainment)のVRタイトルなども開発しているUbi傘下のゲームスタジオなので、彼らが担当したのは自然な流れかと。

Steam、月間VRヘッドセット接続台数が300万台突破

 Steam限定、かつMAU(Monthly Active User)とも違うのでやや注意が必要ですが、着実に伸びてます。シェア率はOculus Quest 2がほぼ25%、そしてOculusファミリーで50%超え。VALVE INDEXのシェア率も気がつけば16%を超えています。

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