ヨシタケシンスケ展?
頭のなかに広がるアイデアや、クスッと笑える人のクセやしぐさなどを描き続けている絵本作家ヨシタケシンスケ。
初の大規模個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が2024年9月2日(月)まで「そごう美術館」(横浜駅東口そごう横浜店6F)で開催中。
発想の源であるスケッチや絵本原画、この展覧会のためにヨシタケさんが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示する。
絵本作家としてのデビュー作「りんごかもしれない」(2013年)は、どこにでもあるりんごから想像をふくらませて、視点を変えたり、考えたりすることの楽しさを教えてくれた。
そのデビュー作をはじめ、「つまんない つまんない」「なつみはなんにでもなれる」など約20作の人気絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどが多数紹介される。
また、ヨシタケさんのアイデアから生まれた、作品の世界に入り込んだような体験展示も用意されている。
ヨシタケさんは1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
これまで「りんごかもしれない」「もう ぬげない」(ブロンズ新社)「りゆうがあります」「なつみはなんにでもなれる」「おしっこちょっぴりもれたろう」(PHP研究所)「あつかったら ぬげばいい」(白泉社)「あんなに あんなに」(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に。
「りんごかもしれない」で第61回産経児童出版文化賞美術賞、「つまんない つまんない」の英語版「The Boaring Book」で、2019年ニューヨー・タイムズ最優秀絵本賞受賞。
開館時間は午前10時から午後8時(入館は閉館の30分前まで)。会期中無休。入館料は一般1400円、大学・高校生1200円、中学生以下無料。公式オンラインチケット(e-tix)では200円安く購入出来る。
問い合わせは℡045-465-5515まで。展覧会公式サイトは https://yoshitake-ten.exhibit.jp/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?