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夫婦での海外移住で大切なこと

夫婦でニュージーランドへ来て、1年とちょっと。最近の旦那さんとの雑談の中で盛り上がった話。それが海外移住するうえで大切なことって何?でした。

私たち夫婦の答えはずばり、

メンタル

そう、なんといっても強い精神力です。

こちらに来る前に私たちはオーストラリアにいたこともあって、なんとなく海外の感じというか、大きなカルチャーショックはないだろうというのは予想できたし、トラブルも基本的なことは調べているし、何か起こってもそれにふるまわされるような精神状態になるのは避けよう。そしてそのために、最悪なケースもしっかり想定はしておこう。と気持ち的な準備をして、こちらへ来たつもりでした。

が、やはりここは海外。いろいろ想定はしていても予想外のことが起きまくりました。時にはお互いストレスフルになり、喧嘩しそうになるときもありましたが、ぶっちゃけ喧嘩なんてしている場合ではありません。喧嘩する分お互い精神を削れるので体力と時間の無駄です。それを避けていても、お互い毎日疲弊し、相手がいると”自分はこんなに辛いから”とついお互いに頼りがちになることもありました。私たちの海外移住1年目はなかな辛い1年だったような気がします。

いつかは笑い話になる。

この言葉は私たちの海外移住挑戦のスローガンともいえる言葉です。
精神的につらい時、なんとなく冷静になるときがあり、
「私、こんなところで何してんだろう」「日本にいたらもっといい暮らしができるし、家族にも友達にも会える、なんのためにこんな思いをしに来ているんだろう」「日本にいたときよりも大変だ」といろいろな思いがとめどなく出てきました。当時は、本当にお金もなくて、食料も満足に買えず毎日カレーの材料程度のものをしか買えず、(でも毎日カレーを作るわけにもいかないし)それでもほかの野菜や肉には手も出せず、お肉が買えない日はツナ缶を買ったり、お菓子も安売りしてるものから毎週1つだけ二人で買うという子供のような楽しみしかありませんでした。1週間で一つだけだから、二人の意見が割れたときは大変です。(笑)

どうしても、心が辛くて消化できなかった時、旦那さんに上記の気持ちを話したことがありました。するとやはり旦那さんも同じ気持ちでした。「30歳目前になって何やっているんだろう」「これがあと何年続くのだろう」と。

でも、最後にお互い交わした言葉は、「でもこれがいつかこんな大変だったねーて笑い話になるんだろうね!」「今思い返せばやばいね。よく頑張ったって言えるようになるさ」でした。

お互い気持ちを伝えあえただけでも心が軽くなりました。そして自分を悲観的に見るのはやめようと思いました。そう、だってこれはいつか笑い話になる予定だから!それだけでなんか開き直ったかのようになんでもかかってこい!という気持ちになれました。

夫婦で移住のメリット

それは何より、助け合える ことだと思います。自分が辛い時に頼れる人がそばにいることは何よりも頼もしいことです。精神的にまいってネガティブになっても、もう片方がそんな日もあるさ。と笑い飛ばしてくれるだけで心が軽くなります。どんな強靭な精神力を持っている人でもきっと心が折れそうになった経験はあるはず。それを乗り越える精神力を夫婦で助け合いながら培っていくのは海外移住をするうえで、とても大切なんじゃないかなと思います。


ということで、これからも互いに助け合いながら毎日過ごしていきたいと思います☆


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