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みんなどこかはマイノリティ

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人間、だれでもマイノリティの部分を抱えていると思います。その他大勢と違うところを認めたり、見られたりするのが怖くて表に出していないだけで。
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2020年7月の記事一覧

結婚に恋愛感情はいらないし、Aセクでも結婚できるよという話。

結婚に恋愛は必要かということについて、あるところで発言したらそれなりに反応があったのでそれについて書いてみようと思う。 結論から言うと、恋愛感情はなくても結婚はできます。 だいたい、少し前まではお見合いとか、親が決めた結婚とかで、家系の維持とか働き手の確保という目的で当たり前のように結婚という形式がとられてきたわけです。 そういう流れの中で、個人の尊重とか自由を求める動きがあって、大きな社会というものに対して一個人の幸福みたいなことが叫ばれるようになったのではないかと思

マイノリティの側になるのは簡単

マジョリティとマイノリティの線引きは、 正常と異常の境界線みたいに結構曖昧。 わたしがいつもマイノリティの側に味方をしたくなるのは、 自分の中の一部分にそれを携えているのを理解しているということもひとつある。 そしてそのラインを決めるのはいつも他人だ。 人は本当は自分でその線引きを無視して自由に堂々と自分をそのまま体現しながら生きて行けばいいのに、どうしても他人を比較したり、周囲の中での自分の立ち位置を考えてしまう。 特に日本では個人よりも周囲との和とか、列を乱さないよ

いわゆるLGBTQIAのA

少数の者に味方をしたくなるのはいつものこと。 弱い立場、負けているチームに肩入れして応援したくなるのもいつものこと。 あらゆる「しきり」 例えばそれは時間であったり、空間であったり。 ―そういう、時代や世界の中での国を超えた場所を意味するのだが― 例えばそれは老若男女。 ―そういう、その人がどういった人間かを、外見から判断し説明するうえで有効となる基準を意味するのだが― そういった「しきり」とやらを、 可能な限り取りのぞいた後に残されたものだけで感じあえる部