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4年ぶりの実家帰省

私の実家は,ものが多い。
築90年家には
これまで,蓄積された。物。物。物。

中には,歴史を感じる骨董のような物から
無料でもらったお皿や、いつの?っと思う家電まで
バラエティに富んだラインナップだ。

その物たちに共通なのが
数年は、ピクリとも動いていない様子。

「いつか」にそなえて、ずっと待っている。

捨てればいいのに…
毎回思い。うるさく言うけども
今回は、やめた。

4年ぶりに顔見ることができて
物を捨てる気がない人に
「捨てろ捨てろ」と言っても
嫌がられるだけだから。

この4年間で母は
2回足を手術していて
生活の仕方も変わってきていて

2階があるけど
上がることはできなくなり、
段差にも気を配り
重い掃除機も大変。
お風呂掃除も大変だから銭湯に通い。
一階のひとつの部屋で寝起きし
手芸や水彩画を楽しんでいる。

要は、
一人暮らしの1Kで十分な暮らしを
していた。

コンパクトな部屋には
自分の今、使っている物が
多く配置されているようで
物は多めだけど活気ある部屋だった。

使わない物は,そのほかの部屋で
鎮座しているので
生活には支障はないらしい。

1人で暮らすには
物を減らせば、1Kで十分。
それがわかった。

三世代が生活したこの家は
母が亡くなったら、誰も住むことなないので

この家の大量の物と
向き合わなきゃいけない日が
いつか来るだろう。

私の晩年は
禅僧ぐらいの持ち物とは言わないが
かなり少ない持ち物で暮らしたいと
強く思った。

帰省して家に帰ってきて
やっぱり、わが家は最高だ。

ここしばらくは
家をパトロールして
捨てる物はないか
探してみるつもりです。

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