EC業界について知ろう!基礎編①
こんにちは、kuu(@kuu520)です。
今回は、Web制作やWebデザインを学習している皆さん向けに、ECについて知っておくとよい基礎知識をざっくりとまとめてみました。
見出し画像の問いに対して、一言で回答出来ない、または自信がないという方を対象としたnoteの内容になっています。
ECサイト制作依頼を受けるうえで、最低限知っておきたい基礎知識と、依頼を受ける場合の盲点について書きました。
こんな人におすすめのnoteになっています
1. そもそもECって何?
ググるとこんな感じで出ると思います。
簡単にわかりやすくいうと、ネットショップです。
ネットショップは、ECサイトと言うこともあります。
EC業界と言っても様々なので、これから解説していきます。
2. なぜEC業界を知る必要があるの?
これについて詳しく解説すると、このnoteがかなり長くなってしまうので割愛。
現段階では、”EC需要が高まっているし、ざっくりとした知識くらいは把握しておこう。” 程度に思っておいてください。
ここ数年では、Shopify(ショッピファイ)というサービスが話題になっているので、ECについて勉強するという人も多いのではないでしょうか。
Shopifyについても、また後ほど触れていきます。
3. 企業側におけるネットショップの違い
今や誰もが知る、Amazon、楽天市場…
インターネットでお買い物ができるところは他にもたくさんありますね。
外出しなくてもお買い物ができる、当たり前の時代になりました。
突然ですが、皆さんに質問です!
皆さんが、子供服を販売している会社に勤務しているとします。
あなたがいる部署でEC事業を立ち上げることになりました。
上司から、次のように聞かれたらあなたはなんと答えますか?
さて、皆さんは楽天市場とAmazonの決定的な違いを一言で説明できますか?
では、これはどうでしょうか。
どちらの質問も、これから商品を販売しようとする会社側の立場で回答してみてください。双方の違いは色々ありますが、この上司が求めた回答はEC事業でネットショップを運営する上での”構造の違い”のことです。
これにサクッと回答できた方は、このnoteは読まなくても大丈夫です(笑)
ご自身で調べられる方も、このnoteは読まなくて大丈夫です。
またどこかでお会いしましょう…。
では回答です。
上記をさらに詳しく説明すると…
楽天市場は、例えるならAEONに入っている専門店という感じなので、楽天市場という大型モールの中に店舗を構えて、お店の外装や内装も整える必要があります。一方Amazonは、個々の店舗は必要なく、Amazonという大型モールに企業や個人が商品を並べて出品するという形態です。
上記をさらに詳しく説明すると…
Amazonは、商品を登録しておけばAmazonが集客してくれます。Shopifyは、Amazonや楽天のような大型モールに属さず個別にネットショップを構築できるサービスです。
ネットショップを出すということは、大きく分けると、<自社オリジナルサイト>と<モール>の2パターンがあります。
4. 代表的なネットショップサービス一覧
<モール>
<ショッピングカート・パッケージ・サービス>
大体、こんな感じに分けることができます。
ネットショップの持ち方は、これを見るだけでもかなり多くありますね。
5. ECサイト制作依頼を受けるうえでの盲点
さて、皆さんが様々な学習を終えて、サイト制作の案件を取れるようになっているとします。
ECへ進出する企業も増えていますから、当然ECサイト制作の依頼もあるかもしれません。依頼側が大きい企業さんなら、上記で解説したようなECの基礎知識がある担当者さんがいて、的確な指示や要望を出してくれることでしょう。
しかし、今は誰でもネットショップを出せる時代ですから、必ずしも大きい企業さんから依頼がくるとは限りませんよね…。それこそ、個人から依頼される場合もあるかもしれません。小さな企業さんや個人の方でもECについての知識を持っている方もいるとは思いますが、そうでない場合もあります。
例えば漠然と、
と依頼されたら・・・
依頼される側としては、これに対する回答や説明をきちんとできなくてはならない、と思うわけです。先ほどのネットショップサービスの違いをざっくりと把握しておくだけでも、応対するのに大分違うと思いませんか?
そして、もし依頼を受ける場合は、そのサイト構築先の構造を多少なりとも理解している必要があるのではないでしょうか。
これがECサイト制作における盲点で、今のTwitter界隈を見ていて私が問題だなと思う部分です。
Webサイト制作の案件を取れるようになっている人の中で、ECサイト制作もできるよという人もいるかもしれません。
でもさらにその中で、モール出店サイトの制作/構築もできるよという人はどれくらいいるでしょうか。
『え、自社ECサイトでもモールでも制作は一緒でしょ?』
と思うかもしれませんが・・・
実はそうではない場合が多いです。
構築先の構造は、モールによって本当に様々で、既にサイトを構築するためのコードがあったとしても、すんなり構築させてくれない構造になっています。
実際に楽天市場にサイト構築依頼を受けたあるWeb制作会社さんも、とても苦労したというお話をお聞きしました。楽天については私もシステムや構造をほぼ把握していますが、確かに一筋縄ではいかない部分があるなと思います。
楽天に限らず、これはモール型ネットショップサービスでは通常のことで、それぞれのモールでその構造は違います。
『では、自社ECサイトだけの依頼を受ければいいのでは?』
と思うかもしれませんよね。
ですが、もしあなたが依頼する側だとしたら、
どちらに依頼したいと思うでしょうか。
会社側からしたら、それぞれのサイトを別々の業者に依頼したり、後から別の業者を探して依頼するのってとても面倒ですよね。
と私は思うのです…
逆に、皆さんがモール型のネットショップについても理解していたら、自社ECサイトだけでなく他のモールのサイト制作も可能で、案件の金額はその分増えますよね。
これって結構すごいことだと思いませんか…?
そしてその後には、さらに凄いことが待ち受けている可能性があります!!(続きはまた別のnoteで…)
今回のnoteの内容は、当たり前の話と言われれば当たり前の話なのですが、
皆さんが依頼を受ける際に、クライアント側(取引先)の立場や気持ちを考えて提案ができるようになると、状況は全く変わるのではないかな、ということをお伝えしたかったのです。
いかがでしょうか。
EC業界について、ほんの少しでも興味を持っていただけましたか?
またこれについても詳しく書きたいのですが、実はよわよわ勢におすすめな業界でもあります。
だからと言って、ECについても勉強しろというわけではありません。
既に案件をとっているという人は別ですが、そうではなくてまだ色々と学習中の人は、今後もECについてはたまにnoteで情報を書くので、とりあえずは私のnoteを見るくらいでいいのではないかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おまけ(Special thanks:母)
母よ、すまん😂
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