情報リテラシー論レポート11

12)ラジオと音声技術の未来性

①ラジオとの関わり
東日本大地震の際に注目された防災ラジオ。実際、ニッポン放送では生放送中に震災が発生。その後62時間CMなしの体制をとった。特に被災地では停電などにより電気が遮断されたことで、ラジオを利用した人が多くいたのではないかと思う。私は普段、眠れない時や、好きな歌手がでる時にラジオをよく聞く。
今の日本では、AMラジオは厳しいがFMラジオはラジオアプリなどの影響で復活の兆しが見られる。そこでAMラジオはFM波で同時放送する体制をとるなど、対策を練っている。

②インターネットとラジオ
2010年より、インターネットによるサイマル放送「radiko」が始まる。また2016年からはシェアできる機能や、タイムフリー聴取機能が追加された。途中から始まっていても、最初まで戻して聞くことが可能になった。radiko以外にも、ドコデモFMや、NHKのらじる★らじる等のインターネットでのラジオ放送サービスがある。
その他にも、Podcast、ツイキャス、Twitter内で音声のライブ配信が可能になるなど、音声配信は様々なところで広がりを見せている。

③AIと音声技術
スマホで音声入力をする際、自動的に正しい漢字変換での文字起こしが可能となった。また、改行や、句読点、!・?などのマークも間違えずに起こすことができる。主に、Dragon Dictation、twitter、Google Keepで自動文字起こしができる。

④AIの音声技術
AIアナウンサー荒木ゆいは、10万件のニュース音声を機械学習し、実際のアナウンサーが読んでいるかのような発声に変換可能となった。また、文脈を理解して正確な読み上げができる。また、iPhoneアプリ「コエステーション」では自分の声の分身を作ることができる。録音した自分の声を人工知能が学習し、その声で文章を読み上げることができてしまう。アプリ「リアチェンvoice」では、好きなキャラクターの音声を購入することで、自分の声をキャラクターの声に自動変換して話すことが可能だ。

⑤Googleアシスタントについて
Googleアシスタントが人間のように電話をして店の予約を取れるようになる。

ネットビジネスアナリスト 横田秀珠先生

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