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作文のタイトルは最後まで思いつかないタイプ

こんにちは、はじめまして!
これで設定はあっているのだろうか、ちゃんと投稿できているだろうかとどきどきしながら打っています、一回生の池田です。
入部して最初のnote投稿ということで、先輩方に倣い軽く自己紹介をさせていただきます。

出身は東京都。
中古文学(主に平安時代の文学作品)が好きで、文学部に入りました。


テニスは中学からはじめました。中学からずっと硬式ですが、1年間浪人していた間になにが起こったのか、涙が出るほどかなしいことに、打ち方動き方全て記憶から消えてしまいました。とはいえ、それを言い訳にはしたくないです。とてもありがたいことに、先輩方、OB様・OG様が、たくさんアドバイスをくださるので、もっともっと頑張ります。なによりも、テニスが好きなので。


さて、自己紹介はここらへんにしておいて、
前回から引き継いだお題、
「テニス以外で自分の人生に大きく影響した出来事」
についてです。

このお題を見た時、中1の国語の授業での小倉百人一首との出会いを真っ先に思い浮かべました。授業では、百人一首かるたに始まり百人一首の暗唱が課されたのですが、暗唱の際、和歌の現代語訳を見て思ったのです。

1000年前の彼らも、今の私たちも、なにも変わらないではないか、と。

春の桜に心踊らせ、秋の紅葉にものを思い、恋に焦がれ、離別に苦しむ。
人間の感情は変わらないのだ、と思うと、なぜだか心がふっとあたたかくなるような、そんな感じがしたのです。

そこから私は中古文学作品をどんどん読むようになり、魅了されていきました。『土左日記』『更級日記』『古今和歌集』をはじめとして、様々な作品を読んだりこれらの作品についての学術論文を読んだりし、さらに自分で研究チックなことをしました。
そして有難いことに、こうした探求の経験を評価して頂き、文学部に特色入試で合格を頂きました。

こう考えると、やはり中1の小倉百人一首との出会いがなければ、特色入試に出願することも出来ず、今こうして京大生としてnoteを書いていることがないでしょう。そもそも大学で文学部に行っていたか分かりません。少なくとも京都まではるばると来ることはなく、地元・東京でなんとな〜く生きていたと思います。そうすればKUTTの皆様方と出会うことなんてなかったでしょう。
となると、百人一首との出会いはテニス以外で自分の人生に大きく影響した出来事に間違いありません。
影響力、あまりにも大きすぎます。


よく、古典なんかなんの役にも立たないと言われます。

たしかに古典を深めたところで、お金の動きを理解することは出来ません。人の罪を裁くことも、病気を治すことも、プログラミングをすることもできません。しかし、そういったことの根底にある、「人間とはなにか」ということについて考えることは出来ると思っています。し、それによって、「昔の人もこうやって悩んでたんだ」と共感し、心が軽くなる、なんてこともあるかもしれません。少なくとも私は、そういう経験を幾度もしました。

今、激動の世の中。AIにより生成された作品が賞をとってしまったり、既存の作品の著察権を侵害したり、或いはAIに仕事をとられたり、将棋のプロに勝ってしまったりと、予測不能の時代になっていると思います。サイエンス・フィクション小説のように、人間がAIに支配されてしまう、なんて世の中も来てしまうかもしれません。
そんな今こそ、一度立ち止まって、じっくりと、古の人々が紡いできた作品を通じて、人間は本来どのように生きてきたのかを考えることは大切になってくるのではないでしょうか?

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飛鳥川淵は瀬になる世なりとも思ひそめてむ人は忘れじ

飛鳥川のふちがせになるような変化が著しい世の中であるとしても、あなたに恋心を抱き始めた以上、あなたのことは忘れません。

詠み人知らず、古今和歌集恋歌。
私の好きな和歌のうちの一つです。
飛鳥川というのは変化が激しいというのが本意でして、変化が著しい世の中のたとえとして数々の和歌に詠まれてきました。

1000年前、どなたが詠んだのか分からない和歌ではありますが。
激動の世の中、なにもだれかにたいする恋心ではなくとも、この和歌に詠まれたような一途な想いを、大切にしていきたいものですね。

(՞˶・֊・˶՞)

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さて、、、、
だいぶテニスとかけ離れてしまいましたごめんなさい。どこまで自分をさらけ出すか迷いつつ、自分の中の89%くらいの色は出したかな、ちょっとヤバいヤツって思われちゃうかなみたいな文章になってしまいましたが、偽りの自分を出すのも嫌なので。
そしてたぶん長すぎます。どういった方が読んでくださっているのかわかりません、読みづらいかと思います、ごめんなさい。

ので、はやく次のお題を出して締めくくりたいと思います。次書くまでにコンパクトな文章を書けるようにしておきますね(とはいえ、次なんていちばんはやくてもコートを羽織り始める頃だし、遅ければ桜の咲く頃。その頃の自分、どうなってるのでしょう)。


お題は、

「暑い夏の乗り切り方」

です。

たぶん今年も暑いです。
ほかの方の夏の乗り切り方、知りたいです。
いっしょに夏、頑張りましょう( ˙-˙ )౨






夏の夜、鴨川でアイスたべたいな〜。









なんてことを京都出身の友達に言ったら、暑いだけだよって言われました、かなしい。けど私はあきらめません。だれかいっしょにやりましょう。



追伸。
写真は初めてテニス部の練習に参加した時に先輩方にご馳走していただいたアイスです(チョコミントだいすきです)。とても懐かしい。

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