おぐりあつこ

詩を書いています。メトロ文学館、産経新聞、詩と思想などに作品掲載。結婚前からの筆名で出…

おぐりあつこ

詩を書いています。メトロ文学館、産経新聞、詩と思想などに作品掲載。結婚前からの筆名で出した作品も多数。

最近の記事

白鳥省吾賞にて

長年、結婚前からも、結婚してからも 日々の生活の中で少しでも創作活動ができている環境に心から感謝しつつ、第二十五回白鳥省吾賞審査員選評にて、川中子義勝様より、惹かれるものがあったという、ご感想をいただけて、ますます詩を書くこと、読んでいただけたことが大変嬉しくて、今年も挑戦したいなと、創作意欲につながっている今日このごろ。名前を掲載していただけたことに心から感謝しています。ありがとうございます!

    • 文芸ふじさわ

      今年も文芸ふじさわの現代詩に、「渓谷」という詩を掲載していただきました。子育てをしながらの詩作は短期集中で仕上げつつ、毎晩子どもが寝てからの、推敲作業にて、締め切りまで何度も見直し作業ですが、夜の静けさの中、創作タイムできている瞬間が、とても贅沢な時間であることを再認識。ますます、創作活動が楽しく、自分のリフレッシュタイムでもあります!今年も、今から、どんな題材にするか、わくわくしながら、考え中です。

      • 迷い道

        スーパーからの帰り道 普段、通らない場所は 少しだけ、わくわくしながら あゆみをすすめる 角を曲がる瞬間も こっちの道でいいかしら 尋問自答しながら 励ましあう すると新しい発見もある ひとり、こっそり食事を堪能する 池の中で、狩りをする君は いっぴきの魚をみつけて ぱくっと、丸呑み わぉー ぶらぼー  拍手したくなる  気持ちをおさえて 水面のアメンボみたいに 静かに過ぎ去る 聞き慣れた駅のアナウンス 歩き慣れた靴は私より この街に馴染んでゆくのが早い

        • ハートの雲♪

          最近バタバタしていて あまり空を見上げなくなったなと 実感しながらも 今日やるべきミッションを クリアしていく そんな日々のなかでも 少しだけ見上げる ささやかな時間があることを 子どもから教えてもらう いつの間にか 滑り台ひとりで滑れるようになって ちいさなお友達に 滑り台をゆずることもできて 地面に落ちた葉っぱの 色や形が それぞれ バラバラであっても ひとまとめにして ブーケでも持つかのように 大切にする 発見しながら学んでゆく 今の私は子育てしながら 学び直しをして

          日常のうた

          どこか遠くへ行かなくても 移ろう 空の色 雲の形 風の音 年明け早々 風邪気味で 日常生活を恋しく思いつつ 普段あまり気づきもせず 足早に通り過ぎていた世界が とても まぶしかったりする

          ウミウシと少年

          久しぶりに海へ行こう ポケットにスマホをいれたら 私たちは童心へかえる 漂流物からバケツを拾い 大きくなった手のひらで 透明なエビを掬いあげる バケツいっぱいになると 近くで遊んでいた少年が 見てコレ!ぼくのウミウシと 瞳をキラキラ輝かせている 私たちは少年にバケツを渡す 嬉しいはずの少年が 真剣な顔で さいごは海にかえすからね 大好きだからこそ その思いをココに置いてゆく うん いいよ 少年の好きにして いつか 私たちも 海へとかえる 何も持たず 穏やかな心だ

          ウミウシと少年

          2024🐲

          2024年スタート!ずっと気になっていたnoteを始めてみました✨今年も詩を書きつつ、新たな目標に向かって日々精進!!とりあえず、詩人会議新人賞に向けてがんばるぞ!