音を探す・追う
せんは時々、頭の中で音を見ています。(なんか怪しい?)
こんにちは!くつばこ+のせんです。週に1回、24時間以上家に帰らず、週に2回は23時帰り。不良でしょうか、いいえ、バイトです。
☆音は見えないけど…
当たり前のことですが、音声情報は見えませんよね。でも、自分の頭の中で視覚情報にできるんじゃないかなと思っています。なぜなら、せんがよく作っているから。なにぶん見えないので、「こんな感じです」と画像で伝えられないのがもどかしいですが、頑張って文字で書いてみようと思います。さて、伝わるでしょうか?
☆頭の中の字幕
まずひとつ目は字幕です。イメージはテレビの字幕。普段家で字幕を表示させている人は少ないかもしれません。ただ、病院の待合室や空港など公の場で映っているテレビは、音声が届きにくいため字幕がついていることが多い気がするので、みなさんなんとなくのイメージはあるんじゃないかなと思います。せんは誰かの話を聞いているとき、テレビの字幕のように四角で囲われた文字たちが、頭の中で流れていることが多いです。長ったらしい妹の話を聞いているときは作成されていませんが(笑)、講義を聞いているときや友だちと大切な話をしているときは、聞き取った言葉を文字にして、それを読んでいるイメージです。ただ、鮮明に文字が出てきているわけではなく、なんとなく字幕の輪郭がある程度なので、実際は音声情報100%です。じゃあなんで字幕を作っているの?と言われると…なんででしょう。無意識に作っちゃう気がします。
☆音をたどる
さて、音の視覚化第2段。みなさん「音をたどる」って、想像できますか?たくさんの音の中から自分がほしい音を選んで、耳を傾けて、視線を向けて、糸電話の糸をたどっていくイメージです。これは、「カクテルパーティー効果の意識した版」に近いかなと思います。カクテルパーティー効果は、たくさんの音の中から自分が聞きたい音を“無意識”に選び聞き取ることができる、という効果です。この、無意識がポイント。せんはカクテルパーティー効果が弱い(気がする)ので、意識して音をつかんでいないとざわざわしたところでの聞き取り厳しいのですが、周りの雑音もほしい音も大きさは変わっていないのに、意識を向けて音を掴み、たどるだけで聞き取りやすくなるんです。人間ってすごいな、よくできてるなとしみじみ思います。
頭の中で音に輪郭を付けること、糸をたどるように音をたどること。これは難聴者だからなのか、聴力は関係なくせんの癖なのかはわかりませんが、こんな脳内の人もいるよという紹介でした。さて、共感できる人はいるでしょうか…?そもそも、伝わっているでしょうか…?
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