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字幕メガネを使ってみて

バリアフリー上映に対応している映画を、字幕メガネで見てきました。
こんにちは!くつばこ+のせんです。今日はとってもいい天気でしたね。せんが住んでいる地域は気温が23度まで上がったそうで、薄手のコートとカーディガンで出かけたら大失敗でした笑

☆字幕メガネ

字幕メガネとは、上映中のスクリーンを見ながら、自分にだけ字幕を表示させることができる、メガネ型の端末です。バリアフリー上映に対応している作品であれば、どの劇場でもどの時間でも字幕付きで見ることができます。(ただ、どこの劇場でも貸し出しているわけではないので、自分の字幕メガネを持っていない場合は劇場の制限があります) 映画の音を端末につながるマイクで拾いながら、事前に文字起こししたものをシーンに合わせて数文字ずつ出る仕組みです。
このメガネは視力矯正用のメガネの上から付けることができます。せんは字幕メガネ、普通のメガネ、マスク、補聴器が全部顔についていたので、大渋滞でした笑

☆使ってみて

字幕メガネを使うのははじめてだったので、いろいろ感想を書いてみようと思います。
まず、文字が小さい…。映像の邪魔にならないための配慮だと思うのですが、小さい文字が苦手なせんにとってはもう少し大きいとありがたかったです。特に上映前に表示されている説明書きが、小さい文字+行間が狭いのダブルパンチだったので、字幕もこれだと全然読めないな…と心配でした。(説明は読まなくてもなんとかなるだろうと思ったので、読む気がなかったのですが) 上映中は横書きで一行ずつ表示されたので、文字そのものはそこまで支障なく読めました。

一番大変だったのは、字幕をスクリーンのどこに表示させるかです。字幕はメガネのレンズに写っているので、自分の顔が少しでも動くと字幕も一緒に動きます。それがまあ動く動く。微動だにせずいるって難しいんだなあとしみじみ感じました。
字幕が白文字に黒の縁取りなので、薄い色が背景だと見にくいときが多かったです。夜だったら空とか、人だったら髪の毛の部分とかに持っていくと読みやすくなりました。そして、この字幕は両目に表示されるので、文字がダブって見えるのも読みづらい原因のひとつでした。後半はなぜか左目の文字が表示されなくなったので、読みやすかったです。(結果オーライだけど、理由がわからないので次に活かせないやつ)

なかなか上手く扱うのが難しかったので、いろんなことを考えながら文字を頑張って読もうとすると、なかなか映像まで見る余裕がないなというのが今回の率直な感想です。

☆もちろんメリットも

ここまでいろいろ大変だったことを書きましたが、やっぱりあると便利です。日本語字幕付き上映を行う劇場はごくごく一部。そしてやっても2日間、そしてその2日間も1日1回のみ。この4回に予定を合わせるのはなかなか難しいものです。字幕メガネだと、バリアフリー上映に対応している作品ならどの映画もいつでも見れるので、劇場に見に行く選択肢が増えます。
大体の音や声は聞き取れるせんも、酸素マスクをつけているシーンや小声で話しているシーンは聞き取れないので、字幕メガネがあってよかったです。誰が話しているかの名前も出るので、どの役者がどの登場人物を演じているのかを確認してから行くと、スムーズかもしれません。(最初から複数人で話していると、どっちがどっち?となるかもしれないので…)

ということで、はじめて字幕メガネを使って映画を見た感想を書いてみました。個人的に一番良かったのは、最後主題歌の歌詞が表示されたことですね。実は歌詞を聞き取るのって結構難しいんです。作品を締めくくる最後のメッセージをちゃんと受け取れたのは、とっても嬉しかったです。
映画の内容の感想は、また別のnoteで出そうと思います!


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