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点字の覚え方

点字ってどうやって覚えたらいいの??今日はせんの覚え方を紹介します。
こんにちは!くつばこ+のせんです。寮にいる妹から、「生協で買ったー」というメッセージと共に、生姜のチューブの写真が送られてきて大爆笑。スープには必須らしいです。

☆点字の仕組み

縦3つ、横2つの6つの点を組み合わせて50音を表すことは、多くの人に知られて来たんじゃないかなと思います。それぞれ番号が付けられた6点がどんなルールで並んでいるかというと、ローマ字と同じように母音と子音の役割をする点があって、その組み合わせで表されています。たとえは、あ段は1の点、い段は1・2の点、う段は1・4の点…のように、1・2・4の点を組み合わせて母音を表します。そして、か行は6の点、さ行は5・6の点…のように、3・5・6の点を組み合わせて子音を表します。では、くつばこ+の「く」はどう表すでしょうか?  正解は、う段・か行なので、1・4の点に6の点を足して、1・4・6の点で「く」になります。
なんとなくイメージ付きましたか?文字だけではわかりにくいと思うので、スライドを使ってわかりやすく説明した動画もあるので、ぜひそちらも見てみてください。(音声・字幕付き)
(このnoteを書き終えて投稿しようとしたら、りこちゃんが前に詳しくnoteにしてました…こちらもぜひ!)

☆どこが1になる…?

さて、母音と子音の役割があることがわかったところで、少し厄介なことがあります。点字は打ったものをひっくり返して読むので、打つ面と読む面で形が逆になります。そして、6点のどこを1にするかも、打つ面と読む面で違うんです。ええ…そんなぁって感じですよね。打つときは右上が1、読むときは左上が1。そして、点字の原理を使った指点字も、隣に座って打つか、向かい合った状態で打つかによって、右手を1にするか左手を1にするかが違います。さあ、こんがらがってきました。

☆せんは数字で覚える

点字の打つ方→隣で打つ指点字→点字の読む方の順番で覚えたせんは、もう何がなんだかわからなくなったので、とりあえずそれぞれの文字を数字で覚えることにしました。「く」は1・4・6、「つ」は1・3・4・5、みたいに。それを覚えたあとに、「今は点字器で打ってるから右上が1」とか、「今は隣り合った指点字だから左手が1」のように、その時その時の「1」を確認して打っています。なので、点字の形は覚えていません。そうすると何が起こるか、打ってある点字を目で読むときも、自分の手で指点字を打つようにして、平面に打たれた点字を読むようになります。せんは点字を目で読むのが一番苦手です…(必要ないじゃんと言われればそうなんですけどね笑)

ということで今日は、点字の仕組みを簡単に紹介して、せんの覚え方を書いてみました。人によって覚え方は違うので、自分が一番覚えやすいやり方を見つけて、楽しく覚えてもらえたらいいなと思います。ポチポチ点字を打つのも、パズルのように解読するのも、結構ハマるのでおすすめです。


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