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貧困を放置すると…

どうもくつばこ+のたくです。ホンマでっか!?で遺伝的要素が強いのは髪と運動神経とやっていました。運動神経はまだしも髪の有無は重要命題なので、すぐさま両親の家系を思い浮かべました!父兄弟全員髪、ふさふさ!よし次!祖父兄弟全員髪、亀の子たわし!バリカタ!うーんまあ良し!曾祖父…白黒写真なのでどのくらいのボリュームなのか明確には分からないが、しっかり生えていることだけは分かる!よっしゃ!私の先祖で髪が…乾いた大陸のように乏しかった…っていう方はいらっしゃいませんでした!坊主が悪いということではなく、むしろスキンヘッドかっこいい方いらっしゃいますよね。しかし、髪があっての坊主ならその後伸ばすことで何か色々な髪形を試せる可逆状態ですが、もし毛根絶えてしまったら不可逆状態に陥ってしまうじゃんという持論です。

☆No!お金が…

ステイホーム生活が長引いて旅行、交通費など娯楽費を省けるので節約生活できる!とウハウハしていましたが、お恥ずかしながら全く出来ないのですね。ずー――っと家にいるということはデジャブの蓄積によるストレスが半端ないです。私の場合「起床→朝ごはん→講義→課題消化→お昼ご飯→講義→SNSチェック→映画鑑賞→読書→風呂→就寝」すべて家の中で完結できてしまいます。バイトでためたお金が徐々に減っていく…バイトやっていた時は通帳を開くのが楽しかったのに。今や…1行1行見るたびに不快指数上がっていきます。幸い親から家賃などを負担しているので(ありがとう!!!)生活に困窮することはありませんが…それでも貧しくなりつつあります。

☆貧困の種類

貧しさからの脱却を目指すべく、いろいろな金儲けの本を読んでいたら徐々に脱線し、貧困とは何かを問う本へたどり着いてしまいました。そこで貧困にも明確な種類があることを知りました。ユニセフ協会が主導して服や食料などの支援しているようなイメージの貧困は、最低必要条件の基準が満たされていない状態を意味する「絶対的貧困」を指します。それに対して、その国や地域の水準と比較して貧しい状態のことを指す場合は「相対的貧困」を指します。平成に入ってから徐々に日本の貧困問題が深刻化しつつありますが、これは相対的貧困の増大のことを指しているんですね。絶対的貧困の人々よりマシな生活送れているんだから大丈夫じゃない?と勘違いしそうになりますが、それぞれ全く異なる意味・ベクトルの苦しみです。そこを履き間違えないように気をつけなければなりません。私の場合、娯楽費に充てるお金が減って行けども、幼稚園から大学まで親に援助して頂けるので相対的に考えたら恵まれている方になります。

☆貧困はだれのせい?

根本的な質問の1つになりますが、貧困ってどこから来たのでしょうか?また何故無くならないのでしょうか…?原因は1つにまとめられないほど複雑ですが、「この世界は資本主義に従って経済を回しているから実力がない人は仕事もらえないから貧しくなっていく。そして金持ちがさらに金持ちになるような仕組みになっている。」子供向けの世の中の仕組みについて説明した絵本にはそう書いてありました。本質的に個人それぞれが自己決定権を保持する資本主義に従って生活しているならば自己責任が原則となります。だとすると、貧困を放置しても仕方ないと安直にその考えに陥ってしまいそうです。ただそう単純な問題ではなく、貧富の差や環境の度合いがあまりにも大きすぎる現実があるが故に話は変わってきます。そのあたりはちょっと専門的な話になるので省きます。貧富の差をそのまま埋めずに構築し続けた社会がどうなるか予見した面白い実験を紹介します。

☆Universe25 実験

論文

分かりやすい記事はこちら

結果
・まだまだ数少ない初期はみな健全に過ごす
・過密化するごとにヒステリック、突飛な行動が見られるようになる
・強いネズミは環境に恵まれた場所にい続け、弱い個体を蹴落とす格差社会が誕生する
・個体で動くはずの鼠が集団行動するようになる
・共食い、潰し合いが始まる
・ネズミのメスが子育てを放置する
・妊娠率が格段に下がり、それ以降は衰退していく
・1匹も残らず全滅する。

この実験を25回やっても結果はすべて同じでした。人とネズミは全く違う生物ですし、すべて当てはめるのは無理な面もありますが、現実と重ね合わせてみると過程があまりにも共通しているような気がしてならないのは杞憂というものでしょうか?経済の師匠は自然界という格言がありますが、それに倣って考えてみるとリアリティが増します。貧困の存在をあまりにも蔑ろにしてしまう社会は、この実験の様な破滅の道をたどるとメッセージを残したことに関しては間違いなさそうです。私たちはこの事実について単なる動物実験ではなく、警鐘を鳴らした実験であると慎重に受け止めるべきではないかと思いました。

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