山の中で文字情報が得られると良い?

今日は昨日のたくのnoteに補足をしようと思います。途中、理系っぽい話が続きますが、できるだけ簡単に説明しますので、良かったら読んでください。

こんにちは、くつばこ+のうたです。大学の専攻が決まりました。履修科目を考えなきゃいけないですね、面倒だなと思ってることは内緒です笑。

☆スマホもラジオもテレビも電波

昨日のnoteで、たくが陸から遠い海とか、山の中だとLTEとかが通じなくて、ラジオしか受信できなくなってしまうから耳が聞こえない人にとってはしんどいっていう話をしてました。そして、きのうのnote、微妙に変な言い回しがあって、「電波の届かない場所→ラジオしか使えない」みたいな表現があるのですが、ラジオもLTE(携帯)もテレビとかも情報伝達は電波を使って行ってます。昨日のnoteではなんで?とかっていう話はしてなかったので、まずはその理由を話していきたいと思います。

☆周波数が低い方が届きやすい

というわけでラジオもスマホも電波を使って通信しています。そして、電波は文字通り「波」なのですが、1秒間に何回振動するかどうかで性質が違っています。基本的には少ない方が、曲がりやすく遠くまで届きやすいです。例えば、スマホとかで使ってるのは周波数が低くても、700MHz帯です。要するに7億回1秒間に振動する波を使って通信しています。これでも、スマホで使っている周波数としてはかなり曲がりやすく、全国の隅々まで通信できるのはこれらの周波数のおかげでもあるのですが、テレビはもう少し低い500MHzくらいの周波数を使っています。これによって、スカイツリーからかなり広い範囲にテレビを送信できているわけですね。そして、ラジオ。これはFMラジオとAMラジオで違ってくるのですが、FMラジオだと80MHzとか、AMラジオだと1000kHzとか。かなり低いことが分かると思います。そして、AMラジオとかの周波数だと海に出ても届く感じになります。

☆周波数が低いと幅が狭い

そして、なぜラジオは音声だけなのかですよね。これは使っている周波数帯が関係しています。例えば、LTEとかでは10MHz幅くらい(例:783MHz~793MHz)は少なくとも使って、一つの基地局から色んな人に対して情報を送信しています。しかし、テレビは決まった動画を送信するだけなので、1チャンネルにつき6MHzで送信しています。逆に言うと、映像を送信するならこれくらいはほしいということですね。そして、ラジオは80MHz。こんなところで、6MHzも幅を取ったら、他のことに使えないですよね。なので、ラジオで使ってる周波数帯では映像は流せないのです。だって、AMラジオなんて、1MHzとかを使っているので、0Hzから使ったとしても6MHzのところまで使わないと、映像はしんどいってことですからね。

☆でも、文字情報だけを送るのは楽なんじゃない?

ということで、ラジオのように山の中や海で映像がみれるよう二はできないことが分かってもらえたと思います。でも、文字情報としてニュースや気象情報を伝えるのは出来ないかな?って昨日のたくのnoteを見て思いました。アナログでやってると文字情報を送るのは難しいのかもしれないですけど(このあたりの知識はうたにはないので怪しいです)デジタル信号にすればとてもデータ量が少ないので、文字情報を送るのはできると思うんですよね。なので、文字情報を送ってくる周波数帯がAMラジオの横とかに一つあってもよさそうに思えませんか?

これが、昨日のたくのnoteを読んで、うたが思ったことでした。周波数帯云々の話はこれを言うためだけにだらだらやったんですけど、知らないことしれてラッキーくらいな感じで読んでもらえるといいなって思います。



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