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夏の夜の街、とか。

数ヶ月前、夜の散歩してた時はいつも悲しかった。だから今年の夏もきっと物悲しいんだろうなって思ってた。

話は変わって。

今の職場は好きなんだけど、将来的な事もうちょっと考えて転職しようと思い来月から新しい職場へ。給料も休みもかなり増えるんだけど大きい会社なので酒残ったまま出勤とかも難しいし、女の子の家泊まるから急遽有給取ったりなんかも出来なくなる。でもそのくらいでいないと人生の優先順位が楽しい事、というか楽なほうへになってしまっているのを(それ自体は間違いではないけど)少しずつ軌道修正しないとなってこの歳で思った。

それでKちゃんと数日前に、平日に焼肉食べにいっていつもと違うスナックを紹介してもらって一緒に飲んでて、転職の話して来月からは一緒に飲めないかもなって言ったら少しだけ悲しそうな顔してくれた。そんな顔してくれるんだなぁってちょっと思って。

2人でキャッキャしてるのを見てKちゃんを知ってる女性から「Kちゃんにとって安心できる男なんだね」って言われてるのを見てそうだったら嬉しいなって素直に思えたな。

そこにお互い恋愛感情はないんだけどね。

Kちゃんは今彼氏いるし最近はお互い触れ合わないようにしてたんだけど、その日の帰りはなんとなく抱きしめてみたら抱きしめ返してくれた。

そんな日の1人の夜の街の帰り道は少し涼しくて夏が終わった気がした。

秋がきて冬がきて春がきてまた夏がきて、俺の人生にあと何回くらいあるかなって考えるけど、この夏はちゃんと良かったと思う。

夜に染みついたあの街の明かりを
何年経ってもきっと思い出すだろう
君と夏の夜の街
君と夏の夜の街

夏の夜の街 - きのこ帝国


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