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「クアルコム」の知財戦略に、私が注目する理由。

既にセミナー告知は以下で行っておりますが、書ききれなかったことがあるので、ここにちょこっと書いておきます。

注)現在は、動画セミナーで、いつでもご覧いただけます

僕が、クアルコムの知財戦略に注目し始めたのは、2008年ごろだったのですが、結論から言うと時期尚早でした。
(よくあります)

クアルコムさんへのヒアリング含め、よくよく調査をした上で、2010年から2011年にかけて、クアルコムの知財戦略を力いっぱい(笑)説明するセミナーを開催していました。

おおむね、以下のような反応でした。

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「標準化?」「イネーブラー?」弊社は通信の企業ではないから、そういうことは関係ないと思います・・・

✔ 自社で利用しない特許をとっても意味がないのでは・・・

✔ 用途特許を含む「バリュー・チェーン」の特許取得など到底不可能、そもそも、必要なアイデアが思いつかない・・・

✔ 理屈としてはよく分かるし、実践できれば素晴らしいと思うが、自社の開発者や技術者・研究者がこれらを理解し、賛同し、協力してくれる気が、全くしない・・・


えー、まー、そうでしょうね(笑)

で、最近どうですか、というと、、、

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「標準化・知財戦略」と事業戦略 は切っても切り離せない、新規事業では、知財戦略は事業戦略そのものだ、とおっしゃる新規事業開発責任者もおられる

「攻め」「自社に有利な市場環境の構築」「アライアンス」 に特許は必須、そのためには、「自社で実施しない領域」の特許が重要

✔ 用途含め、 積極的に「先読み」「先取り」 を進める、必要なアイデア・発明はどんどん創っていく

技術者にも知財戦略の知識は必須 、基本的なリテラシーとして、知っておいてもらう


ですよねー(笑

時代は変わる、ということです。

いろんな意味で、今からでも遅くはありません、ぜひ以下の動画をご覧ください(笑

お待ちしております!

楠浦 拝


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