夢のような1日の続き
つい最近だと思っていたことが、もう何年も前なんてことがザラにある。最近びっくりしたことは、アナと雪の女王が2013年の映画だったことだ。もう11年も前なんだ。
11年前、わたしは14歳。思春期真っ只中の中学2年生で、宮崎の田舎の漁師町に住んでいた。
休日、何よりもワクワクしたのは家族でイオンに遊びにいくことだった。家から2時間近くかかるため、早朝から出発して、映画を観る。それからお昼ご飯を食べて、服屋さんを何時間もかけて回る。何にもない町に住んでいた少女にとって、あの1日は夢のようで、泣きながら帰った日もあった。
大学生になり、香川の高松市で暮らした時には自転車走らせれば服屋があって、ちょっと足を伸ばせばショッピングモールのある生活がたまらなく楽しかった。だからといって、おしゃれではなかったものの、あの夢のような休日を学校終わりに楽しめるのが最高に至福だった。
大学を辞め、山奥に来て社会人になった。生活もあるし、仕事で忙しくて、ショッピングを楽しもう!というお金と時間が減った。おかげでずっと着たい服をじっくり選ぶことを楽しめるようになった。
相変わらず、休日になればショッピングに行きたいし、おしゃれしたい。山奥に来たって関係なく、幼い日のワクワクの延長線上に立っている。新しくて、かわいくて、キラキラしてて、たのしくて。
これを書いている日も、ショッピングに行ったけれど、あまりにも近日中に出費の予定が詰まりすぎてて、ウィンドウショッピングで終わったけれど、とっても楽しかった。
田舎も好き、都会も好き。
そのスタンスは11年経っても、変わってないね。
サポートしてくれたら、ラーメン食べるつもりです。時々食べるラーメン、おいしいよね。