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1月15日(月) 天気:晴れ 日記やエッセイを通じて誰かの生活を知ることで生きる力が湧いてくる

失業認定を受けにハローワークへ。無事失業中と認められ、後日手当が振り込まれることになった。これで雇用保険をもらうのは3度目になるだろうか。最低限の生活は保証される程の額が振り込まれるのを確認し、安堵する。
帰り道に、なんとなく気が向いて近所のTSUTAYAに立ち寄る。その前に最近再開された佐々木里菜さんの壁新聞をプリントするためにセブンへ行き、数日分をまとめて印刷した。以前されていたときはまだ佐々木さんのことを知る前だったので、今回思いがけず再開されてとてもうれしい。人の日記を読むと、誰かもどこかでこうして生きているのだということが知れて、なんとなく生きる力が湧いてくる。
TSUTAYAでは、たまたまコーナー展開されていた石垣りんさんの『朝のあかり』がなんとなく目に留まった。帯に書かれていた「川辺の1DKに流れる、自分だけの時間」という言葉に惹かれ、ページを捲る。その場所から見える彼女の景色が、とても素直な言葉で綴られていて私もその場所にいるかのような気分になった。こういう生活のことを書いてあるエッセイは、その人の日常から人となりをうかがい知ることができるし、当時の暮らしに思いを馳せることができてとても面白い。これはいいものを見つけた、と早速レジへ。ついでに「マイブック」も持っていく。これから毎年の日記が文庫として棚に並ぶと思うと、胸が躍る。
その日はたまたまイベントの日で、500円以上購入すると併設のカフェでコーヒーが100円で飲めるというので、その足でカフェに行き早速購入したばかりの本を読む。
通販サイトで今日まで在庫が残っていたら買うと決めていたアウターがあったのを思い出し、見に行ってみると残り1点になっていたので滑り込みで購入。日常的に使える白のアウターを探していて見つけた、リバーシブルで着られて「カジュアルでありながらきちんと感がある」というもの。無職の癖にお金を使いすぎか?とも思うが、今のところ予算の範囲内には収まっているし、気持ちを新しくするには服は効果覿面のため必要な出費だと自分に言い聞かせる。
夜、母親が私が持ち込んだ洗濯洗剤や柔軟剤を見ながら「なんかいろいろ持ってるねえ」と言ってきたので、「何をおっしゃりたいんですかねえ」と返す。すると母親は口ごもったので、この返しは効果があったなと我ながら手応えを実感。にち10のPodcastを聴き、その後ご機嫌で筋トレもこなした。

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