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1月22日(月) 天気:曇り時々晴れ 「女は子どもを産んで一人前」という風潮

昼過ぎまで寝ていた。起きてみると空気がひんやりしていて、一日でこうも温度が変わる地球すごいなと思う。

このところ、「女は子どもを3人産んで初めて一人前」などと言った政治家が話題である。この政治家以外にも巷では「女は子どもを産んで一人前」という言説はときどき聞かれる。私は独身で特定のパートナーもおらず、子どもを産む予定もまだない。未熟者として扱われる部類だ。でも、出産という役割が女性にあるだけであって、男性はどうなのだろうか。生殖機能的に出産ができないとなると、何をしたら一人前なのだろうか。そもそも何が一人前になるのか。人生か。人としてか。夢を叶えたり目標を達成したりしたって一人前でいいはずだし、そもそも生まれてきた時点でもう立派に一人前だと思う。自分の中で基準を決めて、それができたら一人前と自分で自分を認めるならまだしも、他人から人生において子どもを産むことで「一人前」とみなされるくらいなら、そんな評価はいらないと思う。そのあたりの基準もあやふやなのに、この言葉は強い圧力を持っているように感じる。
周囲にいる人たちのことを「あの人は子どもを産んでいるから一人前だ」とか「この人はいろいろ活動の幅が広がっていてすごいけど、子どもがいないからだめだ」などという物差しで見るなんて、とても失礼だと思う。そもそもなぜ女だけ、仕事だけではなく出産を経験しないとだめというふうに扱われてしまうのだろう。

先日友人と遊んだ際に、パートナーの話になった。私は恋愛がしたいというよりはこれからの人生を共に過ごしていける人がほしいという方に近い。誰かがいてくれるだけで人生が二倍味わえて、一度の人生で二度生きたような気持ちになれる気がする。

最近は明日朝起きたら何を食べようかと考えている時間が楽しい。楽しいくせに起きられない。明日はあんころ餅を食べたい。これを書いている目の前で大きな男たちが6人で餅をついてアレンジして食べているのに完全に影響されている。あんころ餅を食べたら職業安定所にも行きたい。職業を安定させてほしい。明日も穏やかに過ごせるように祈りながら日課の原神をして床に就く。

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