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年に一回訪れる読書ブームの話

どちらかというと読書は苦手なタイプだが、
年に一回ぐらいすごく本を読むシーズンがやってくる。

きっかけはその時々によって違う。
試験勉強で図書館に通い詰めていたとき。
推しが小説を出版した時、勧めていた本を手に取ったとき。


今年は、友達に本を貸した時だった。

ライブに行くことになり、
同行する友人にチケットをクロネコメール便で送ることになった。
チケットだけでは箱もったいないな…お菓子じゃ厚いな…ということで、
出版業界で働いている&よく本の話をしてくれる彼に本を同封することにした。

藤本壮介「建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます」
https://www.amazon.co.jp/藤本壮介-建築への思索-世界の多様さに耳を澄ます/dp/4887063806/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=藤本壮介&qid=1636542136&sr=8-3

わたしが建築学をかじっていた大学時代に買って積読していた本だ。
授業で聞いたことある、デザインあで見たことがある、薄くて読みきれそう、
などの理由で手に取っていたものだった。

箱に本とチケットを入れるにあたって、手紙を書き出したものの、
どうしても気になってしまい、その手を止めて読み出してしまった。

横書きでインタビューっぽく書いてあり、
WEB記事身近世代のわたしにとっては、とても読みやすかった。

現在に至るまでの経歴、どんな仕事をやってきた、こうやってこの建築は考えた、などすごく面白い話ばかりだった。(記憶力皆無なので詳しくは書けない…泣)
大学時代に読んでいたらもっと設計が楽しめていたかもしれないと思った。

結局30分ぐらいかけて読み切り、清々しい気持ちで箱に入れた。

また次の本を手に取る。

一冊を読むと自信がついて次の本を探すのが毎シーズンの決まり。

直後本屋で買ったのは「推し、燃ゆ」。
買うことに満足して読むのが後回しになってしまうのもいつものこと。
(要するにまだ読んでいない)

その次に本屋で買ったのが「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」。
https://www.amazon.co.jp/100万回死んだねこ-覚え違いタイトル集-福井県立図書館/dp/4065258928/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=100万回死んだねこ&qid=1636542080&sr=8-1

買った直後、お昼を食べにサイゼリアに行ったので、その流れで読破した。

福井県立図書館のHPに載っている、
間違えて覚えられていた本のタイトルが面白おかしく載っている本だった。
ちょっと離れた席に座らせてもらってよかったぐらい、
気づいたら声を出して笑っちゃう、そんな本だった。


めちゃめちゃ気に入ったので、母親に荷物を送るついでに送ったり、
ラジオに面白かった本としてメールを送ったぐらいだ(実際読まれた)。
本当におもしろかったので、ぜひ読んでほしい!!!


100万回死んだねこ以降、意外にも読書の習慣が続いていて、
昼休みに読んだり、休みの日に図書館で読んだりしている。
今日も近々青森に行く予定があるので太宰治の本を借りてきたばかりだ。

いつまで続くか…今日もこの後本を読もう。

#読書の秋2021

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