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社労士試験のコツ 〜選択式は「脱選択」で解く〜

社労士受験生から選択式問題について話題が上がることが多いと思います。
「選択式は1点の重みが怖い」
「選択式をどのように勉強すれば良いか」

選択式は選択肢20個の中から5つ(または選択肢4個の中から1つ)選ぶ試験で、2000年(平成12年)に記述式から改正された試験です。
「総合点は7割以上、全科目で各6割以上の得点が必要」と聞くと簡単に聞こえるかもしれませんが、上述のとおり1科目5問中3問以上の得点が必要で、1問の重みは言うまでもありません。

選択式36点(40点満点)をとって合格した私のオススメ方法は…

選択式は「脱選択」で解く

昔の記述式の要領で当てはまりそうな語をまずは自身で記憶を呼び起こしたり、類推して書いてみることがコツです。
つまり、選択肢を全く見ずに答えるのです。
その理由は次のとおりです。

  • 選択肢にはわざと似たような語を混ぜているので、選択肢を眺めていくうちに迷いが生じてきます。

  • 特に本番は異常な緊張で冷静な判断を欠くので、迷いが通常より増幅します。

  • 選択肢を20個眺めるだけでも時間を消費します。

当てはまりそうな語が浮かんだ時、“答え合わせ”の如く選択肢を見るようにすれば迷いを減らすことができます。
選択式は、記述式の意図を残しつつ、採点の容易さを追求した試験と私は思います。故に、基本的な対応法も記述式の要領が最善といえます。

選択式を【記述式】の要領で解く場合には、日頃のインプットからそれを意識して臨むことが求められます。
特に選択式でお馴染みな部分は、書写とか音読などで重要用語を脳内にすり込んでいくといいでしょう。

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