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独身女たちの島放浪記(瀬戸内芸術祭2022)

少々前にはなるけれど、友人らと香川県の芸術祭り「瀬戸内国際芸術祭」に
行ってきました。
この祭りは、瀬戸内海に浮かぶ島にアートを点在させ、島に来てもらおうという試みである。
この祭りは3年周期で行われているそうで、それなりの人々が開催時期に瀬戸内海の島々を訪れるのだそう。

私はそんなに興味があったわけではなかったけれど、友人が一度くらいは行ってみたいと懇願するので、付き合うことにした。

ハイライトをご紹介。詳しくは太字リンクからブログまで。。

瀬戸内国際芸術祭(芸術より印象的な男木島①)
会場となる島は10ほどあるけれど、その中から私らが選んだのは「男木島(おぎじま)」という島。
島の中では小さめなので簡単に回れそうなのと、猫を見かけるという噂を聞いたのと。
男木島には高速船で向かいます。土日なので船は満員。
先にある女木島でその大部分が降りて、残った20名ほどが男木島で降りました。

しかし、ここで、島のアート作品を展示している古民家に入るには、その都度入場料が必要とのこと。
パスを買うか案内所で悩んでいると、「あんなもの、高すぎる!」と謎のじいさんが乱入してきた。

瀬戸内国際芸術祭(芸術より印象的な男木島②)
謎のとんでもジジイと別れた後、ご飯を食べに向かう一行。
「ドリマの上」という、自家製の野菜(野草)を使った料理で、非常に見た目は地味だけれど、大変美味しい稀に見る「まともな食事」を楽しめる。
そこのオーナーさんが、食に関する熱い思いを語ってくださった。
個人的に、古代米のご飯が大変美味しかった。

さて、久々の遠出記事になりました。
今回のハイライトは、芸術を真っ向否定のジジイの登場と、身体によいご飯を提供してくれた女将さんという、正直芸術祭に来たはずなのに島民と触れ合う温情な旅となりました。

でも、普段できないことを体験できたので、今までで一番充実感のある旅となりました。
正直、芸術を見るために島に行くなんて・・と思っていたけれど、芸術だけではない、その目的は多岐に渡り、都会や観光地に出かけるのとはまた違う旅の良さがありました。

島に是非訪れてもらいたい、食の大事さを後世へと伝えたい、そんな思いをひしひしと感じながら、高速船で島を後にしました。

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