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ここにきての白状

白状。

この8月で無職を辞めたんだけど。
終えた今だから、ここで告白。

3月末から職無しになったけど、実家で生活してるけど。
仕事辞めたこと、家族には言ってませんでした。

散々偉そうなこと書いてきたけど、単に何かやることを見つけなければ仕事辞めたことがバレると思ったから。(ごめんね)
怒られるとかは無いと踏んだけど、なんか家にいることに甘んじてしまいそうだったんですよね。

別に、心身を壊して辞めたわけではなく契約打ち切りになっただけなので、
すぐに次を探してもよかったけど敢えてしなかった。
なんでだろうなー

と、書いてて思い出した。
もう一度、無職を体験してみたかったのだ。

再度無職になったら、次は何を考えるのか、何をするのか。
どうやって抜けようとするのか。
そういうことを実験してみたかったから。

将来、サポート活動ができればと思ったんですね。
そのためには自分で体験して考えて出した答えじゃないと、説得力がないだろうと。
(体験してない人間が、安全な所から偉そうにアレコレ言うのが本当に許せないのです)

1度目がずっと家にいてストレスの上昇、自己否定等が見られたから、今度は違う方向から実践してみようって。
そうなると、家に居続けては駄目。
なら、強制的に家から離れられるよう追い込もうと思って言わなかったのだ。
どうせ1ヵ月だけの期間にするつもりだったし。

それなのに、いざ始まってみると想像以上にすることがなく。
退屈で退屈で仕方がなかった。
なら、どうせなら行ってみたかった所にでも行ってみるかと思い立ち、一人で行き方を調べ、計画を立て。道も確認し。

で、案外楽しい思いができたことに自信を持った。
なんだ、私ってちゃんとできるじゃん、と。
それから、まるで予定を埋めるかの如く計画を入れていった。

それはまあ、することがない1日が怖かったことへの裏返しでもある。
自由でいいって、思った以上に苦痛。
家を出て行くあてのない自分の所在無さだとか、情けなさだとか。
こんな苦悩が待っているなんて、思いもしませんでした。

ね、どうせ仕事辞めたら天国が待ってると思うでしょ?
思った以上に地獄が待ってる可能性もあるよ(笑)

それはもう、お金を払ってでもいいから行先や目的を見つけたいと思うくらい。
私は元々、外出が得意な人間ではありませんでしたので、見知らぬ場所に行くのも実はストレスだったんですけどね。

それを人に話した時、「失業隠してるサラリーマンみたい」と憐れまれたことがありました。
いや、事実、失業隠してるサラリーマンなんですけどね。
自分が世帯主かどうかの違いだけで。

親に言うつもりは一切なかったので、その方がどんなに心配しようとも、耳を貸すつもりなんて毛頭なかった。(人に意見なんて聞かない頑固故に)
でも結局後に、「言ったら干渉してきたと思うから、言わなくて正解だったね」と言われました。
そうなんですよー

一番うっとおしいのは、「仕事をしろ」と直接言わないまでも、そういう心配の雰囲気を出してくることなんですよね。
経験上それがうざかったので敢えて言わなかったのですよ。
引きこもりにとって一番負担なのは、そうやって心配オーラを出してくる母親だと本で読んだことがありますんで。
まったくその通りだなぁと。

心配ってのは、まあ要は子どもを信頼してないってことですからね。
そりゃあ、「あなたを信用してませんよ」とオーラ出されたら気を病むのも当然でしょう。子どもは悪くない。

そんな感じで、親に黙ったまま5ヵ月過ごした期間。
実際にはバレてたかもしれないけど、もう終わったことなので。

でもおかげで普段やらないこと、躊躇するようなことに挑戦できたので後悔はない。
というより、バレることの方が勇気出して行動することなんかより、よっぽど怖かったんですよねぇ。
というわけで、一番の負担は両親であることが再確認できました。

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