見出し画像

第6話 おしゃべりな消化


画像1

画像2

画像3

画像4


理科メンとは?
失恋した和塚さちには、なぜか[科学現象]が見えるようになった。自由落下、摩擦、恒常性、消化……。彼らは皆イケメンだが、単なる現象だから、事態を説明するだけ。24時間さまざまな[科学現象]にまとわりつかれ、さちは幸せになれるのか…!? 前代未聞の[科学現象]擬人化マンガ。

【理科メン第6話アフタートーク】

さち:「ああ、それにしてもマズいなぁ・・・次に山田先輩に会ったら、なんていえばいいんだろう・・・」

消化:「ふむ。しかしさちさん、そこを考えすぎると、あなた自身が『話の長い人』になってしまう危険がありますね」

さち:「えっ、どういうこと!?」

消化:「話が長い人に共通する特徴はいろいろあるのですが、相手に伝えなければならない、という意識が強すぎると、余計な情報まで盛り込んでしまいがちになるそうです」

さち:「な、なるほど!?」

消化:「先ほどのケースでいえば、さちさんは『なぜ話が長いと言ってしまったか』を事細かに解説しようとするでしょう。しかし、山田先輩からみれば、それらは全て不要な情報のはずです」

さち:「たしかに・・・!話が長い人の特徴をこんなに的確に捉えてるなんて、やるわね・・・!」

消化:「さちさんが次に山田先輩に会ったときに意識しなけれないけないこと、それは謝罪より、むしろ今日の話の続きなんです」

さち:「す、すごい!完全に納得!わかったわ、じゃあ私はソロキャンプの話をすればいいのね!?」

消化:「はい。そんなさちさんのために、私の知っているソロキャンプの情報を手短にお伝えしましょう。まずソロキャンプとはWikipediaによると、独りで行うキャンプのことなのですね。最近になって急に脚光を浴び始めたソロキャンプですが、実際は何世紀も前から行われており、登山をする人々の間では古くから単独登山(単独山行)の中で当たり前のようにソロキャンプは行われていわけです。そもそもソロキャンプのとらえかた、位置づけは人それぞれであり、趣味の一種と感じている人もいればリクリエーションの一種、ととらえる人もいます。ソロキャンプをしている人は『ソロ・キャンパー』とも呼ばれるわけですが、そもそもキャンプでは雨や夜露をどのようにしのぐか、ということがひとつの大切なポイントになります。それについては一般的にテントやタープやハンモックテントで行うスタイルなどがありますが、他にも車中泊で行うスタイルもあり・・・」

さち:「は、話が長い・・・!!!」

STAFF
原  作/空想科学研究所コルクラボ
科学監修/柳田理科雄
漫  画/しいたけ元帥


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?