第14話【慣性力】は止まらない!
理科メンとは?
失恋した和塚さちには、なぜか[科学現象]が見えるようになった。自由落下、摩擦、恒常性、消化……。彼らは皆イケメンだが、単なる現象だから、事態を説明するだけ。24時間さまざまな[科学現象]にまとわりつかれ、さちは幸せになれるのか…!? 前代未聞の[科学現象]擬人化マンガ。
【理科メン第14話アフタートーク】
さち「それにしても、この混ざったケーキ…。うん、めちゃくちゃおいしいわね…」
慣性力「おぉ…ケーキの見た目などは、本当に何も気にされないのですね」
さち「見た目という常識に囚われていては、今以上のおいしさのケーキには出会えない…。必要なのは、スクラップ&ビルド。そう、破壊なくして創造なし…」
慣性力「まぁ破壊された原因は、あなたの持ち方にあったのですが」
さち「仕方ないわ。完璧な見た目のケーキなんて存在しないもの。そう、完璧な美味しさのケーキが存在しないようにね」
慣性力「さ、さすがは『一人女子会』を定期開催されるほどのケーキ好き。視座がお高いようですね」
さち「パンがなければ、お菓子やケーキを食べればいいじゃない。むしろ、わたしは、ケーキを食べ続けたい…!」
慣性力「え、あの、もう普通にケーキバイキングに行かれては…?」
さち「いや、別にパンでもいいの…!焼き立てのふっくらパンでも硬いフランスパンでも、なんだったらもう温かいご飯でも…!!」
慣性力「あなた、もしかしてですが…お腹空いてます…?」
STAFF
原 作/空想科学研究所+コルクラボ
科学監修/柳田理科雄
漫 画/しいたけ元帥
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?