【24日目】コーチおもろいやないかい【クソではない】

今日も、サッカーのコーチをしに行った。低学年の子の中に、人の話を全然聞けない子がいる(全員聞けないがその中でも特に)。グループを組んでする練習メニューで、人が足りなかったので僕も入って一緒にそのメニューをやった。これはチャンスだと思って、その子にマンツーマンでとにかく分かりやすく噛み砕いて説明し、ゆっくりでいいから丁寧にやるように教えた。そうしたら、そのメニューを完了するころには、しっかり流れに沿ってできるようになっていた。

今までの、大勢に対する説明がその子にとっては分かりにくかったのだろう。もちろん、人の話を最後まで聞いていないせいであることも間違いないが。大勢に対して話している人の話を集中して聞けないだけで、一対一で言って聞かせれば素直にやってみる子なのだ。

全員、1人1人にマンツーマンで指導してみたくなった。それぞれの特性とか、こういう伝え方が1番この子には効くな、とか探し当てたい。その子達のためというより、僕の好奇心だとか成長のためにやりたい。

今日のマンツーマンでの指導で、その子がずっとできていなかった練習メニューがちゃんと形になった時、めちゃくちゃ嬉しかった。これは指導者にハマる理由になる。1カ月くらいしか指導してないし、たった1人だけ1つの練習メニューがやっと形になったというだけでこの感動だ。この子達が、公式戦でとてもいい内容で勝利でもしたら泣くかもしれない。

子供たちの活動に関わっていれば、ニートの自分自身を多少はマシな人間に思える。という理由が主だったが、今日時点では、楽しいという思いが半分くらい占めている。運営とかなんもせずに、ただ指導だけしていればいい楽な立ち位置だからかもしれない。けど、楽しいものは素直に楽しもう。子供達にもそうして欲しい。

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