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ウィルス性肺炎と間質性肺炎

新型コロナに感染した場合、多くの場合は上気道感染(鼻 喉)に留まり軽症のかぜ症状で終わります。通常は体の防御機能で上気道で留まるところが、ウィルスが下気道まで行って感染してしまうと肺炎症状がおきます。

一般的的な肺炎は細菌性肺炎ですが、コロナも含めウィルス性肺炎の特徴は間質性肺炎の症状を発症するところです。 間質性肺炎とは肺の末端の肺胞とそれを覆う血管の間で炎症がおきます。肺胞の外側と血管に炎症が起きることで酸素を取り入れることができず、ひどくなると呼吸困難に落ち入ります。 そしてその炎症の起きる原因はもちろんウィルス感染ですが、感染を契機に体の免疫細胞が働きウィルスを攻撃しますが、過剰に免疫が働いてしまうと自分の体も攻撃してしまいます。この時サイトカインが過剰に産生されていてサイトカインストームとも称されます。重症化した間質性肺炎もサイトカインストームが原因です。インフルエンザの重症化して起きるインフルエンザ脳症もサイトカインストームが原因と言われています。

発症後 大体8日目辺りで間質性肺炎の症状が現れること多いようです。4日以上発熱が続き、息苦しさが出始めるようであれば肺炎の有無を調べれる病院の受診が勧められます。平時であれば軽いかぜ症状でも病院にかかって薬をもらうということも普通にできましたが今は非常時といえます。かぜ症状の段階では、一般的なかぜであれば健康な成人であれば家で安静にしていれば体の防御機能で咳 鼻水など症状を出して自然に治っていきます。重症になった方たちがすぐに診察 治療が受けられるよう自宅療養できる程度のものは受診控え、また他人に移さないことが医療崩壊防ぐ一助となりえるかもしれません。

次の論文は読み込めば新型コロナについてが深く理解できます。

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