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With コロナ として生きていく日々。

あ、そういえば、アスリートだった。こんにちは、櫛橋です。

コロナ っていう名前が世の中に出てきてから、かれこれ半年弱。

いつの間にか、世界はガラリと変わってしまいました。

私は、アスリートとしてのキャリアが途中で止まってしまい、

今その空白の中にいます。


フェンシングのオンラインレッスンをしたり、

色々勉強したり、

日々を作っていますが、

正直なところ、はやく世界に向けて飛び立ちたいのが本音。

ハンガリーに行く予定だったので、その合宿を早くこなしたい。


一方で、この空白期間に色々な経験をして、

色々なことを学ぶことができました。ほんと。

感謝しかありません。楽しかった。自宅待機でも。


しかし、はっきり言って仕事も失い、フリーターになっちゃったので

できることをさせていただいていました。うん。


コロナとともに生きる世界というのは、

大切な人のことを考えて、守っていく世界だと思います。


自分のことだけを考えると、一気に広まってしまうのがこのコロナ。


みんながみんなのことを考えると、おさまっていくのがこのコロナ。


WITH コロナ の状態で生きていく方法をもうそろそろ考えていかないといけない世界になっているんですよね。


フェンシングなんてこれまた対人競技なので、一度クラスターになってしまったら、もう戻れません。

そのため、きっちりとした対策を準備してから、行うということが必要になってきます。

イタリアはその対応がとても早く、きっちりとしたガイドラインが協会から出され、全イタリアのクラブはそれに沿って運営を再開しています。


緊急事態宣言が解除になったからと言って、はっきりいうと根本的には何も変わっていない世界です。

ワクチンも、薬もまだない。

いつもう一度、観戦爆発するかわからない。

東京五輪ができるかどうかは、この解除後の人々の行動にかかっているとしか私には思えません。

かといって、五輪をのぞむ声が少なくなってきているのも然り。


ですが、世界はすでに五輪に向かい始めている国もあります。

もちろん、五輪どころではない国もあります。


私は、アスリートです。


東京オリンピックがなくなる という未来は絶対的に望みません。


なぜ? 選手だからです。


五輪を取り巻く様々なマネーの問題や、政治的な問題。

色々あるかと思いますが、それらの外部的要因によって

選手の目標が失われてはならないと考えています。


世論であーだこーだいうのは簡単です。


解除されたから、呑みに行こう!遊びに行こう!と行動を始めるのも簡単です。

こんなことを書くと様々な飲食店の方に失礼かもしれませんが、

今は、おとなしく家にい続ける。それがこのコロナと共に生きていく一番の最善策なのだと言いたいです。


そうです。私はオリンピックを開催してほしい。


だから、どうか日本の方々になるべく家にいてほしい。


もう一度、感染爆発が起きたら、もう止められません。

何回、繰り返すかわかりません。


世界の目は、厳しいです。


安全ではない国に、試合に来ようとは思いません。



今まで、自分の人生を懸けて、毎日厳しい練習をして、世界を飛び回って

たくさんのお金を注ぎ込んで、何年も何年も努力をしている選手が

世界中にいるのです。


その選手たちの目標を、奪うことがあってはなりません。


それは、これからの日本の方々の解除後の行動にかかっていると思っています。



本当に、はやくおさまるといいな。


私は解除後も、引き続き自粛します。


そんなことを書きたかった午後。




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