女性のための温灸入門講座2回目 更年期を緩やかに越えて行く
5月25日(土)テーマは女性の更年期障害といわれる様々な不調について
その正体に目を向けてみました。
更年期は、おおむね閉経を迎える前後5年の10年間をいっていますが、もっと長い方もあります。
閉経は黄帝内經によれば49歳頃です。
更年期の不調は
閉経、すなわち卵巣が生殖のはたらきを終えるとき、
その機にホルモンや自律神経系の失調をまねくことが要因になって生じます。症状はさまざまあります。
代表的なつぼです:
●「腎兪 じんゆ」
●「三陰交 さんいんこう」
●「陰陵泉 いんりょうせん」
●「陽池 ようち」
講座では、実際に温灸(火を使わないお灸)貼ってみて「熱い」と感じたら取り外し、別のところに貼るなど行いました。
貼る時間について、(温熱効果最大3時間ですが)ひとりひとりの状態に応じて様子を見ながら試してほしいです。
受講されている方の症状にじかに対処するというよりも、生命力の根元とか消化吸収および排泄のはたらきを高めて治癒力増強をはかるというような体力をつけて症状を解消するつぼを選びました。講座第2回目は以上です。