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財布をセミオーダーした話とセミオーダーした財布の話

こいつ、いつも財布の話してんな(眼鏡洗脳睡眠スコアバトル股間切開タナトフォビアの話とかもしてるよ)

前提

SAFUJIで財布のセミオーダーをして、届いて、寝かせて、先日財布をおろしたので、その話です。(しないといつまでも忘れそうなので)
使用感と入手方法などを書きます。

地球上で唯一、いや日本語圏で唯一、SAFUJIの「ミニ長財布(うすめ)」の「ホック付きカスタム」について、レビューしている記事です。

インスタをざっと見ましたが、今のところSAFUJI公式以外に「うすめのホック付きの画像」を上げている人がいないっぽいので、この記事は貴重な記事になるのではないかとおもいます。(SAFUJI公式のはこちら

Safujiのミニ長財布うすめ(ホック付きカスタム)

見た目

SAFUJIのミニ長財布(うすめ)を正面から撮影した写真。長方形の黒い財布のフラップ部に金色のホックがついている。
とても端正です。

ホックがついてるので、同じブランドの「ミニ長財布(ホック)」とそっくりです。
(うすめ)はフラップ部の縫い目がまっすぐなので、良く見るとわかりますね。

横幅はとても短いです。iPhoneのPro MAXとかPlusとかと同じくらいの大きさかなと思います。

黒い長財布とiPhoneSE第三世代のケースが並べられている。ケースは財布4/5くらいの長さである。
iPhoneSE(第3世代)のケースと並べた所。
なぜケースかというとiPhoneで撮影しているからである。


厚みはそこそこです。数値的な厚みというよりは革がまだ硬いので数値以上にごろっとした感じがあります。

Safujiのミニ長財布(うすめ)を真横から見たところ。外箱に立てかけて自立させている。
革が堅いので一番膨らんでいる部分は2.7センチくらいになってます。

ホック

長財布のフラップに付けられたホックのアップ画像。
お月様みたい

外側のホックはセミオーダーでつけてもらったもの。財布を開く際のとっかかりになる&指跡が目立たなくなることを期待しています。
厚みのあるころんとした形ですが、比較的てっぺん部分が平らになっているものをチョイスしています。

長財布についたホックを真横から見たところ。横幅の半分くらいの厚みがあることがわかる。
おまんじゅうみたい

手触り

たぶんプエブロレザーなんじゃないかと思うんですが、和紙や画用紙みたいな、ざらざらした手触りです。
オイルレザーではあるようなのですが、まだ表面に出てきてないのか、乾いた感じがします。これから使っているうちに艶がでてきたりすることでしょう。
裏地はブッテーロで、つるつるしています。(内装の段落の写真参照)

匂い

おろしたてのレザーの匂いがします。好きな人は好き、苦手な人は苦手な、マジックペンからシンナー臭やアルコール臭を抜いたみたいな匂いです。

内装

ミニ長財布(うすめ)の内部に紙幣とカードとコインが入っている様子
真っ黒ですので汚れが気にならないはず

左から順に

  • 札入れ用スペース

  • カード入れ

  • 小銭入れ用スペース

という極めてシンプルな構造です。小銭入れに蓋はありませんが、フラップが折れる部分がちょうど小銭入れ部の縁の高さになっていて、小銭が飛び出ないようになってます。

ちなみに、何も入ってない写真も撮ろうとしたのですが、裏地も黒革なのでまともに映りませんでした。

使い勝手

まだ革がかたいので、言うことをきかない時があります。フタが閉じてしまったりとか。カード入れも少し固いのでカードは2枚ずつにしています。(本来は5枚ずつ入るらしいです。)

札入れが若干タイトですが枚数自体はけっこう入ります。
(後述の『寝かせ』過程で16枚くらい紙幣を入れましたがまだ余裕ありでした。)
取り出す時は指をかけて引くと広がります。

支払いが現金メインだと容量不足かもしれませんが、私の場合、メインはキャッシュレス決済で、時々現金(ただし現金払い時にもたつきたくない)なので、このくらいシンプルなほうがすっきりして良いです。

発注~使用開始までの過程

展示販売会

4月下旬に札幌で開催されたSAFUJIの展示販売会でオーダーしました。
開催地はエフロクブンノイチ展示室さん。藻岩山のふもと(だけど山の上)にあるおしゃれな展示スペースです。
インスタに当日の画像(展示室内以外)を上げてありました。

会場には見本がいくつか並んでいて、完成品を購入するか、オーダーするか選べる形でした。

セミオーダー

ミニ長財布(うすめ)は、カスタム不可の豚革のものと、カスタム可の牛革の2種類があり、当然牛革をチョイス。

セミオーダーでは
・外装の革の色・種類
・ホックの有無(今回は表ホックのない商品にホックを付けましたが、「ホックのある商品からホックをなくす」こともできるようです)
・ホックの種類(特注の丸っこいホックは表面の表情にいくつかの違いがあります、また、同ブランドの二つ折り財布についているような、平らなものまで選べます)
・裏地の革の色(たしか種類も)
などを選びます。

私は「うすめ」のフラップ部に指跡がつくのを防ぎたかった&小銭入れをなるべくメンテフリーにしたかったので、ホックはある程度高さのある金具を、裏地は黒を選びました。

完成後に引き渡し場所となる展示会場に連絡先を教えて、支払いをして発注書を受け取ったら注文完了でした。(発注書紛失注意です)

待つ

4ヶ月間待ちました。手作業で作られているものですからやはり時間がかかります。
注文から実際に商品が到着するまで数ヶ月という買い物をするのは、卒業アルバム以来じゃないでしょうか。CDの発売とかもだいたい2ヶ月くらいですし。(強いて言えばコンサートのチケットが近いか)

受け取り

4ヶ月経ち、先日、完成品がかつての展示会の会場まで届きました。着払い発送か取りに行くかを選べたので、串田は会場まで取りに行くことに。

なお、発注書を紛失していたので、身分証明書でなんとかしていただきました。
(ご迷惑おかけしました。本当にお世話になりました)

寝かせる

串田は唯物論者の癖にオカルティストなので、一度、財布は使う前に「寝かせ」てみたかったのです。お金を入れてしばらく置いておくやつですね。詳しくは本題から外れるので、別記事に書きます。(書きました

使用開始

あんまり傷だらけになってもな、と思い、ダイソーで買った袋状のタオルを使っています。

ベージュ色のタオルポーチと財布
自動補正したら「黒猫が目だけになる」みたいな現象が財布に発生した。

いつかは袋を卒業するのでしょうが、とりあえず使い始めのうちは、これで行きたいですね。

総括

現金払いをする機会はそう多くないのですが、使うのが楽しみになるような、上質を実感できる財布です。

オーダーをしたので値段はそれなりになりましたが、いわゆる「ブランド財布」と比べればかなり安価ですし、とても満足する品を手に入れることができました。

今後は、できるだけ長く付き合っていければなと思います。とりあえず、落としたりなくしたりしないようにします。

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