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話し合いに失敗して考えたこと9個(その⑧察し合うコミュニケーションスタイルしか知らなかった)

前回の記事の続き。

そろそろこの話飽きてきたけど、、あと少し。


とりあえず考えたこと9つ、のうち今日は⑧について


①責める態度が前面に伝わった

②家族にも自分を出せていない

③怖くて動けないけどまず伝える

④今の状況に拒否反応

⑤弟が一番辛いのかも

⑥それでも関わりたい

⑦何回もアプローチ

⑧家族のコミュニケーションスタイル

⑨私自身のコミュニケーションの課題



私たち家族は、お互いに言いたいことを言い合える家族ではなかった。

珍しいことではないだろうけど。

父とは何十年も一緒に食事をしていない。

私が中学の頃から父はずっと一人で食事を取ってきた。

父と、母と会話がない時期もあり、一時はホワイトボードで必要事項の伝達を行っていた。

父は私たちとも話らしい話はなく、進路の時期になると一方的に「この学校のこの学部へ行け」と言われるぐらいなものだった。

母はフルタイムで働きながら一人で子育てと家事をしてくれた。

私や弟は母に甘えて、八つ当たりしてきた。

父と母は、互いに不満をぶつけることはあっても、よりよくするための話し合いのようなことはあまりしてきてないように見える。




私は長く反抗期真っ只中で、母を助けることができなかった。

私たちは、お互いに察し合うコミュニケーションをしてきた。父を除いては。

母は私たちが困らないように先回りして身の回りのことをしてくれる人だった。

私はそれを当たり前のように受け取り、できていない部分があると責めた。

今思うと本当に申し訳ないと思う。

一緒に住む中で、こうしたい、ああしてほしい、じゃあこうしたら?と話し合った場面を思い出せない。

それぞれに苦しさがあって、互いを思い合うコミュニケーションを取る余裕がなかった。



そもそも、察し合う以外のコミュニケーションを知らなかった。

それができる人はそういう性格で活発な人なんだ、くらいの認識だった。



まとめるとこんな感じ↓

父:こうあるべきを一方的に押し付けてくる。こちらのことを何も聞かない。

母:父が聞く耳もたないので、完全無視して自分で全てを引き受ける。我慢の人。

私:自分のことでいっぱいいっぱい。自分の気持ちも伝えられず、察してくれないと沸々と怒りを貯め込む(笑)。

弟:過去はよくわからないけど、現時点で自分を責めて引きこもっている。いい話はできてもネガティブな要素のある話は難しい。多分今も日々余裕ない。



お互いに建設的な話ができない中で、お互いに臨界点に達したり何かのタイミングで怒りを相手にぶつける。

結局、今回私が弟にしたことも同じことだった。



私たち母子はお互いに察し合うから、私も他人に対して、察してくれよと思っていたところがある。

コミュニケーションとはそうあるべきものだと思っていた。

察することができないことは、相手の怠慢だった。

私たちは、怒り以外のカタチで自分の気持ちや要望を言葉にしてきていない。



うちの家族に限ったことではないだろう。

そんな場面やコミュニティは世の中に溢れている。



でも、お互いの考えを伝えあって、話し合える家族になりたい。

相手に指摘されると少し傷ついたような気持ちになったりもして、つい避けてしまいがちなのだけど。

でも相手を責めているわけではない。もっとお互いに気持ちよく接したいから、知りたいからで、悪いことではないのだ。

罪を憎んで人を憎まずというか。



アルコール依存症の家族等への治療として家族療法というものがあるらしく、また調べてみたい。

家族間のコミュニケーションスタイルを変えたい。

父と母とそれぞれにコミュニケーションの課題がある。



どうやっていくか?

①まずは私自身が自分の考えや気持ちを伝えられるようになる。

②相手がしてくれていることに対してねぎらいや感謝を伝える。

③相手を責めるのではなく、要望を伝えていく。



父も母も誰かに自分の気持ちを聞いてもらうような関係性はもってなさそう。

夫婦の会話もまともになくて。

難しいのかもしれないけど、もっと「今日こんなことがあった」って、話せたらいいのにね。

相手に話せなくても、自分で自分の気持ちを楽にしていけるヒントがわかれば、もっと楽に生きられるのかもしれない。

もっと楽しい家族になりたい。



まずは自分の気持ちに余裕がないとできないから、それができる自分になりたい。

弟に対して伝えたいこともあるけど、父と母含めたコミュニケーションのやり方を少しずつ変えていけたら。

まずは、自分に優しく、、だね。


あと1回で今回の9回シリーズ終わり。やっと終わり。少し長かったー。


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