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ひきこもり支援は家族支援から?~母を元気にするPJ!~


昨日、母の具合が悪くなったようだ。

動悸がして怖くなり、車で総合病院の前まで行き、すぐ病院に入れるように待機していた。

数時間後に落ち着いたので帰ってきた。

何事もなくてよかった。


初めてではなかった。

ここ数年で何度か救急にお世話になったらしい。

医師に「何か心配ごとがあるのではないか?」と聞かれたと言う。

弟のことを話すことはなかったようだけど、私は、母の心労は弟のことにあるのだろう気はしている。

「自分たち両親が死んだらあの子はどうやって生きていくのか?」

「逆に自分たちが倒れたら、あの子は引きこもりから脱してくれるのか?」

という話を何度か聞いた。


心労がかかるのは当然だと思う。

私自身も、数年前までは、弟のことを考えると、お先真っ暗な気がしてしんどくなっていた。


今は、違う。

生活保護や福祉制度を利用して何とかお金の工面をして生きていくことはできる気がしている。

もちろん、細かい条件は調べられていないので、簡単ではないのかもしれない。


お金ももちろん大事だけど、同時に大事なのは、弟が生きる力を取り戻すことだと思っていて。

色々不安には駆られるけど、まずは元気になってほしいと思っている。

働く、働かないはその後の話で。


心が元気でいられること以上に大事なものは何もない

と信じている。どんな人にとっても。


そして、そのためには、支える家族が元気でいることがまずは必要なんだ。

引きこもりと言っても、色んな人、パターンがあり、私の方針がマッチする人ばかりではないとは思う。

でも、家族も共倒れになりそうなことから

「引きこもり支援は家族支援から」

と今は言われ始めている。

家族が変わることで、本人も変わっていくというのだ。


母に、何か気がかりなことはあったのか?聞いてみた。

昨日、健康診断があったが診察が長く、経過観察の症状が悪化しているのか?と不安になったらしい。

自分の健康の心配があったみたい。

もう70歳超えてるもんね。


弟は相変わらず、誰とも顔を合わせない。

最近は、母が弟の部屋へ「食事ができているよ」と声かけをしている。

でも、返事はない。

その時も母の気持ちも負担も絶対にある。

この声かけ自体、あった方がいいのか?しない方がいいのか?

また聞ける人に相談してみよう。


とにかく、母の心労が大きくなっている。

私は、彼に弟の話も聞いてもらったり、引きこもりに関する勉強会に参加して、自分自身の気持ちを安定させられている。

でも、母は、色んなことを話せる人がいないのだ。

かつては、心療内科に行ったり、引きこもりを対象にしたNPOへ相談に一緒に行ったりもした。でも、全て何かに繋がることはなかった。

母が信頼して話せる友人がいるわけでもない。

病院へ母が行って相談したら?と言ったが、断固として動くことはなかった。

何かを怖れているようだった。

世間体か、自分の子育てを責められることか。


過去に私が考える弟への対応方針について、母に話したこともあるが、十分腑に落ちてなかったり、また目の前のことで焦って、何が大事か?を忘れているのかもしれない。

母に十分に情報共有できていなかった。



母の心労を軽くしたい。

母が(私も)元気でいることが、弟の元気にも繋がる。

母が少し楽な気持ちで生活できるようになれば、何かが変わる!

弟には直接働きかけることは、今は難しい。

でも、母に対して、私ができることがある。

本人支援の前の家族支援

これを、私がやる。



題して…

「母を元気にするPJ(プロジェクト)」!

そのままだけど。


すでに、一緒に食事をしたり、コミュニケーションはある程度できている。

でも、やっぱり、弟への対応について話をしたい。


以下自分用メモ

PJ名:母を元気にするPJ

期間:一旦6ヶ月

内容:

①弟への対応について、私が本や研修諸々によって学んだことを伝える。(動画、本、資料)

定期的に行う。月に1回(仮)。

②母(私もだ)が元気になれるような時間を増やせないか?考える。

・母が好きなことで一緒にできることはないか?より楽しめるアイデアはないか?

・私がハンドメイドとかやってみたいので、一緒にやってみる

③母が、自分自身を肯定できるような新しい考え方を伝えたり、楽しく過ごせるコミュニケーションを心掛ける。(※考えすぎず、私が楽しくいたり、正直なコメントを臆せず伝える。)

実は私も、料理の時など普段から母に対して、自分の価値観を押し付けてきた。

だから、母も遠慮しながら生活しているところがあるかもしれない。

(料理の味付けなども、自分は下手だから私にしてくれと言ったり、私が汚いと責めたところを母は気を付けて綺麗にしようとしているように見える。)

母のアイデアを尊重した上で、自分のやり方も伝えるかもだけど、押し付けない!


④まず母の話を聞く。(※すぐにこうしたらいいよ!と言わない。ある程度聞いてから言う?)



とりあえず今日も、役立ちそうな動画を見てもらった。

何がヒットするかわからんけど、いくつか見てもらって何かヒントになるようなことがあればいい。


母が元気になったらいい。


がんばるぞー❣️

今年の初詣で家に来てくれました。







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